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福島智
1,760円(税込)
978-4-8009-1072-1、縦19cm、横13cm
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人生と幸福の意味を問う、衝撃の一冊
3歳で右目を、9歳で左目を失明、14歳で右耳を、18歳で左耳を失聴し、光と音の世界を喪失した福島智氏。氏はその当時のことをこう綴っている。「私はいきなり自分が地球上から引きはがされ、 この空間に投げ込まれたように感じた。 自分一人が空間のすべてを覆い尽くしてしまうような、 狭くて暗く静かな『世界』。 ここはどこだろう。(中略) 私は限定のない暗黒の中で呻吟していた」著者はまず他者とのコミュニケーションをいかに復活させ、言葉=情報を再び得ることができるようになったかを語る。だがそれはプロローグにすぎず、自ら生きる意味を問い、幸せの在処を探し求める。その深く鋭い思索の足跡は、両親や友、師との交流に始まり、フランクルや芥川龍之介、北方謙三といった人物たちの著書や谷川俊太郎の詩、はたまた落語にまで及んでいく。苦悩の末に著者が見出した生きる意味、幸福の形は、読む者にもまた深い思索をもたらしてくれるであろう。>>『ぼくの命は言葉とともにある』の特設ページはこちら
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