国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル
この科学的実証と、著者の実践に基づき制作された「速音読シリーズ」。
発売以来『婦人公論』や『女性自身』などでも話題になっている本シリーズですが、
このたび、小学生を対象にした第3弾が誕生しました。
中学2年の教科書に出てくる『走れメロス』や、『論語』『大学』、百人一首といった
古典や詩歌などを「見開き1分」で出来るだけ早く読む。読了タイムを記入する。
やり方は至ってシンプルですが、1分間という制限時間を設けることで緊張感が生まれ、
その中で間違えずに早く読むという体験が「集中力・注意力・記憶力」の向上に繋がると著者は言います。
また記入欄が十枠あり、回を重ねるごとにタイムが縮まるため、自信と達成感が得られ、
楽しみながら継続して学習できるのも本書の魅力の一つです。
「国語力向上の最大の秘訣は、早い時期によい日本語に出逢うこと」
と著者。
名作名文を繰り返し読むことで身につく語彙力や教養、
夏目漱石や太宰治など名だたる文豪たちの考え方は、
子供たちにとって一生の財産となるでしょう。
国語の力がもっとグングン伸びる1分間速音読ドリル
小学生に大人気の『1分間速音読ドリル』に待望の第二弾が誕生です。
収録された見開きの名文を一分間で速く読むというシンプルな構成から、
タイマー片手に夢中になる子供たちが続出。
ゲーム感覚で楽しみながら国語力アップが期待できる音読ドリルです。
今回は『蜘蛛の糸』『杜子春』『羅生門』など、芥川龍之介作品を多数掲載。
豊富な語彙力と卓越した知性から紡ぎ出される、品格ある文章を音読することで、
その研ぎ澄まされた知性が子供たちにも乗り移ってくるはずだと齋藤先生は述べます。
他にも『名人伝』『女生徒』『檸檬』『放浪記』『たけくらべ』『遠野物語』
『万葉集』、漢詩、坂村真民の詩、寺子屋の教科書だった『童子教』など、
全四十篇を収録。
中には中学校や高校で習う作品もありますが、最高級の作品を読んでいるという自負が、
子どもの自尊心に繋がり、自己肯定力を高めてくれることでしょう。
「国語力向上の最大の秘訣は、早い時期によい日本語に出逢うこと」と齋藤先生。
小学生の頃から名文を音読して素晴らしい日本語を体に刻み込み、
一生の財産となる言葉の糧をさらに増やしていっていただければと願います。