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  • 人生の大則
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    人生の大則

    藤尾秀昭,金澤翔子(書)

    1,210円(税込)

    この世に絶対不変の真理はあるだろうか――。
    読者の皆さんはどのようにお答えになるだろう。

    本書は『致知』主幹の著者が、毎号身を絞るような思いで紡いできた総リードから“人生を成功に導くための十篇”を収録したもの。

    冒頭の問いに答える第一章を始め、「成功者の共通点」「上に立つ者の条件」「創業の精神」「人生の妙味」など、三十五年余に及ぶ取材を通し、多くの人生の達人や先哲たちが示した生き方の道標となる教えが披露される。
    二十代の稲盛和夫氏が創業期の社員を鼓舞した言葉や、晩年の松下幸之助氏がよく口にした言葉、道元禅師が死の床で残した最期のメッセージなど、拳々服膺したい至言が並ぶ。

    そもそも「人生の大則」とは、人生で一番大事な法則、これを遵守すれば人生は大丈夫という原則のことを言う。
    通読すると古今東西を問わず、優れた先達はみな共通したことを述べていることに気づくだろう。

    NHK大河ドラマ『平清盛』の題字でも知られる書家・金澤翔子氏による力強い書にも注目。
    自らの命を輝かせ、一度きりの人生を成功に導くための秘訣がここにある。

    目次


    第1章 絶対不変の真理
    第2章 大人の幸福論
    第3章 いまをどう生きるのか
    第4章 人生の秘訣
    第5章 成功者の共通点
    第6章 絶対に成功しない条件
    第7章 創業の精神
    第8章 上に立つ者の条件
    第9章 切に生きる
    第10章 人生の大則

  • 楽しい論語塾
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    楽しい論語塾

    安岡定子

    1,540円(税込)

    本誌の人気連載「子供に語り継ぎたい『論語』の言葉」が待望の単行本化。小中学生のために論語塾を開きたい、また、自分の子や孫に『論語』を教えたいという方を対象に再編集を加えたことにより、新たな生命が吹き込まれた。

    本書は全国二十か所で「こども論語教室」で講座を持つ著者が、子供たちとのやりとりを通じて得た気づきや学び、指導のポイントなどを披露。

    「巧言令色、鮮し仁」「故きを温ねて新しきを知る」等の馴染み深い章句も、子供たちが見せる素直で純粋な反応に、はっとさせられることが多い。また、孔子の人物像を「学者・教育者・哲学者・人間孔子」の四つの側面から捉え直している点も、『論語』をより深く理解する手掛かりとなるだろう。

     著者は『論語』を教えるための五つの心得として、「一、自分が楽しむ」「二、声をきちんと出す」「三、山場はひとつだけ」「四、相手を楽しませる」「全体をよく見る」の五つを挙げている。子供たちに『論語』を教えるための手引書となるばかりでなく、自らもまた『論語』の章句をしみじみ味わってみたくなるはずだ。

    目次


    序 章 孔子、その四つの顔
    第一章 生涯学び続けた学者としての孔子
    第二章 人としてのあり方を示した教育者としての孔子
    第三章 経験から生まれた言葉を残した哲学者としての孔子
    第四章 スーパーマンだったわけではない人間・孔子
  • 森信三講録 西郷南洲の遺訓に学ぶ
    本
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    森信三講録 西郷南洲の遺訓に学ぶ

    森信三

    1,540円(税込)

    現在も多くの人々に読み継がれる『修身教授録』。本書は、その著者・森信三師が旧満洲国建国大学教授時代に行った講録である。盧溝橋事件やノモンハン事件の発端になる出来事が勃発するなど、当時日本は危機的状態が予想せられる時代にあった。そうした情勢下、日本に一時帰国して哲学会の講義用テキストとして、師が選んだのが『西郷南洲翁遺訓』であった。

    師は「敬天愛人」の「天」の一字にこそ南洲翁の根本理念があると捉え、理想とされるリーダーの姿を説いている。反省自省の必要性、克己の工夫の必要性をはじめ、真の指導者には何が必要か、熱を込めて解説がなされる。そして身を修め、己を正すことで得られる現実の処置・処断の能力こそ、学問をなす上で最も大切なものであるとし、それを平生から行うことが必要だと訴えている。

    日本人としてこの『遺訓』を心読し、南洲翁の精神行跡に学ぶと共に、戦争が悪化の一途を辿ろうとしていた当時にこの『遺訓』をテキストに選んだ森師の心情に思いを馳せたい。
  • 日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと
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    日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと

    髙橋史朗

    1,980円(税込)

    「特攻隊は犬死だった」と高校時代の歴史教師がニヤニヤしながら話した姿が著者を決意させた。
    「日本の歴史を見直し、戦後史を書き換えたい」――その思いは30歳の時に叶う。
    米国で占領期の機密文書が公開されたのである。
    直ちに渡航した著者は、約250万頁にもわたる英文を調査。
    さらに30年を経た一昨年にも追加調査を行い、数々の新事実を発見した。

    本書には「教育勅語」が廃止された理由や日教組誕生秘話、ウォーギルドインフォメーションプログラムの全貌など、戦後史の盲点が詳細に記されている。
    特に興味深いのは、日本文化論として名高い『菊と刀』の存在だ。
    日本人には本性に根差す伝統的軍国主義・侵略主義があるとした同書の誤った認識が占領政策に絶大な影響を与えたというのだ。

    占領から70年近く経ついまも我が国は戦後レジームから抜け出せずにいる。
    その鍵を握るのは本書に示された占領期の真実にある。

    目次


    序 章 敗者を裁いた占領軍の目
    第一章 中国の『菊と刀』ブームの実態と歴史的背景
    第二章 「義眼」の原点にあったルース・ベネディクト『菊と刀』
    第三章 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム
        ──その源流と展開
    第四章 今、日本の子供と親に何が起こっているのか
    第五章 「義眼」からの脱却に向けて──親学の推進と転機
    第六章  「日本再生」への取り組み──「義眼」から脱却するために
    終 章 占領文書二百五十万ページ研究への挑戦と成果
  • 仕事に生かす「孫子」
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    仕事に生かす「孫子」

    越智直正

    1,760円(税込)

    万年不況産業といわれる靴下業界の中で、なぜ「タビオ」だけが勝ち続けるのか――。中学卒業後、靴下問屋に丁稚奉公し、一代で日本一の靴下屋を築き上げた著者は、次々に起こる問題の本質を見抜く方法を『孫子』に教わってきたという。
     本書の特徴は著者自らが独立、借金、倒産の危機などの実体験を交え、『孫子』の教えをとことんまで実戦的に語っている点にある。
    「彼を知り己を知れば、百戦して危からず」
    「疾きこと風の如く、その徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く」
    など人口に膾炙した句も多いが、仕事や人生に役立たない学問はなんの意味もないと、その活用法を具体的に示唆する。
     戦争・戦略の書であるとともに、人生哲学に根差した『孫子』は、読み手の置かれた情況や立場・環境によっても、生かし方は千差万別。経営者の方々にはぜひ一読を勧めたい。

    目次


    序 章 『孫子』について
    第一章 実践・始計篇(上)
    第二章 実践・始計篇(中)
    第三章 実践・始計篇(下)
    第四章 その他十二篇の名言と教え
  • 「孟子」一日一言
    本
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    「孟子」一日一言

    川口雅昭(編)

    1,320円(税込)

    黒船への密航を企図して捕らえられた吉田松陰が江戸伝馬町獄の後に収監されたのが、萩の野山獄だった。獄中の身でも学ぶことを忘れなかった松陰が、いつしか始めたのが囚人たちへの『孟子』の講義である。
    松陰の『孟子』講義は牢役人までが思わず聞き入り、殺伐とした獄舎を学び舎へと変貌させた。その講義録が『講孟記』である。獄中の松陰が刮目して学んだ『孟子』の言葉とはいかなるものであったか――。
    ●自ら反みて縮からば、1000万人と雖も吾れ往かん。   (2月7日)
    ●至誠にして動かざる者は未だ之れあらざるなり。  (5月3日)
    43年にわたり松陰一筋に研究を重ねてきた編者ならではの切り口で、『孟子』全篇から厳選された366語に『講孟記』中の松陰の『孟子』解釈が付記された。古今普遍の教えとともに「我れ孟子たらん」と志し生きた松陰の至誠なる魂に触れていただきたい。
  • 森信三訓言集
    本
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    森信三訓言集

    森信三

    1,430円(税込)

    国民的名著『修身教授録』で知られる著者だが、それと同時期に生まれた幻の語録が、この『訓言集』である。
    昭和10年代初め、大阪府天王寺師範学校専攻科で師の講義を受けていた生徒によって本書はまとめられた。「教育の3つの根本目標」「一流者の生き方」等、自らをいかに修め、一度きりの人生を生きるべきか、魂を激しく揺さぶる114の訓言を収録。
    「年とともに尊敬するものが、はっきりして来るようでなければ、人間も大成はしない」
    「死は人生の総決算である。肉体が朽ち果てた後尚残るものは、肉体が動いている間に為した真実のみである」
     等々、一語一語が余人を寄せつけぬ厳しさと、深い情愛とに溢れている。
     本書を踏まえた上で『修身教授録』を再度お読みいただくと、その教えの真髄が一層深く理解できるだろう。約80年の時を経て甦る、森信三師の真骨頂。師の肉声が耳の奥でこだまする思いがする。

    目次


    森信三訓言集 上巻
    森信三訓言集 中巻
    森信三訓言集 下巻
    附録1 森教室の内外
    附録2 森先生学話

  • 偉人を育てた母の言葉
    本
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    偉人を育てた母の言葉

    大坪信之

    1,430円(税込)

    洋の東西を問わず、歴史に名を残した偉人には、幼少期にその人格を決定づける偉大な母の存在があるという。
    本書は0歳から12歳まで、約1000名が通う幼児教室を経営する著者が、アンデルセン、宮沢賢治、野口英世、エジソン、吉田松陰、北野武、乙武洋匡など、古今東西21人の偉人たちと、その母親に纏わる感動実話を紹介。
    「どんなことがあっても、名誉と約束だけは重んじるのだよ」と、毎日のように言って聞かせたナポレオンの母。「貧乏は恥ではない。貧乏に負けることが恥なのだ」と教えた西郷隆盛の母……。いずれも、我が子を信じて成長を願う深い祈りと無償の愛が伝わってくる。
    それぞれの逸話を通じて、子供に備わる才能を花開かせるか否かは、母親の接し方にかかっていることが実感できるだろう。
    森信三師は「民族の将来は女性のあり方いかんによって決まる」と言われた。すべての母親に一読を勧めたい。

    目次


    第一章 人生を決めた母の言葉
    第二章 子を思う母の無償の愛
    第三章 母の後ろ姿に教えられる
    第四章 尽きることない母への感謝
    第五章 母こそ最高の教育者
  • 安岡正篤教学一日一言
    本
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    安岡正篤教学一日一言

    安岡正篤,荒井桂(編)

    1,320円(税込)

    戦前・戦中・戦後の激動の時代の中で不易なる教えを一貫して説き続けられた安岡正篤師。その教えは「安岡教学」と呼ばれ、いまもなお多くの人々の精神的支柱として、燦然と輝いている。
    その安岡教学の格好の入門書が、平成18年に刊行された『安岡正篤一日一言』である。平成24年末に出版された『安岡正篤活学一日一言』と合わせて、16万部以上のベストセラーとなった。
    本書はその第三弾として郷学研修所安岡正篤記念館の所長を務める荒井氏が、12月に迎える師の没後30年を記念して編んだものである。
    参考図書も『東洋倫理概論』や『日本精神の研究』といった初期作品から、『東洋的学風』など、数ある作品の中でも特に格調の高い書物が名を連ねる。
    これまでのシリーズの上級篇ともいえる本作に刻まれた366語を通じて、現代に活かす叡智を汲み取っていただきたい。
  • 毎日が小さな修行
    本
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    毎日が小さな修行

    塩沼亮潤

    1,430円(税込)

    「その人が置かれている環境、いろいろな出来事、すべてが人生の修行だと思うようになりました――」
    奈良県吉野の大峯(おおみね)山で、
    1300年の歴史に2人だけという千日回峰行を満行した大阿闍梨(だいあじゃり)の著者は、想像を絶するような荒行を通じてそのことを学んだという。
    本書では厳しい自然の中で、一人苦しみ、自己と深く向き合う中で掴んだ、人生の花を咲かせるためのヒントを紹介。
    人との絆を結ぶための三つの実践や、人間関係のトラブル回避の仕方など、その教えは私たちの日常生活にも当てはまることばかり。
    「明るく穏やかな光ある世界へと導かれるためには、相手のマイナス的なところにとらわれず、割り切って、忘れて、捨てて、許すことが大切」と著者は語る。
    日々の生活こそが何よりの自己鍛錬の場であり、そこにこそ私たちの生きる意味や本当の「修行」があることに気づかされるだろう。

    目次


    生きるコツ
    縁を生かす
    心を運ぶ
    命を輝かす
  • 経営は道なり心なり
    本
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    経営は道なり心なり

    井上昭正

    1,650円(税込)

    企業発展に大切なのは、
    武士道精神を根源とする経営道の実践であると
    国内外で経営コンサルティングを手掛けてきた著者は語る。

    経営道とは人を思いやる優しく、
    温かな無私の心の実践をいう。

    例えば製薬会社エーザイの創業者・内藤豊次氏は、
    自らの専用車よりも営業マンに車を優先して買い与え、
    自分の家より地方出身者のための社宅の建設を優先させた。
    こうした心の実践こそが経営道だと著者は語る。

    また経営者自身が自己の感性、知性を磨き高めることが、
    優れた人材の集まる社会的評価の高い会社への発展に繋がると教える。

    トヨタ、田崎真珠など世界に誇る日本企業の創業者たちは
    武士道精神で日本再建に貢献した。
    同じく武士道を根本とする経営道で世界に貢献することが
    現在日本企業に求められていると著者は述べる。
    経営道の実践を促す本書は経営者のみならず、
    部下を持つ管理職にもお勧めしたい一冊。

    <目次>
    第一章 日本は「道」を尊ぶ国、日本人は「道」に生きる民族
    第二章 経営道=「経営は心なり」の根源は武士道にあり
    第三章 経営道七則―経営道に基づく経営姿勢
    第四章 経営道=「経営は心なり」を実践する
    第五章 経営道で日本を世界に輝かせる新しい国際戦略
  • 人間学入門
    本
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    人間学入門

    藤尾秀昭(監修)

    1,047円(税込)

    本書は『致知』創刊以来初となる人間学の入門書。
    過去の記事から人間学の真髄に触れられる8本を厳選した。
    登場するのは、人間学を極めた森信三氏、坂村真民氏。
    経営者魂溢れる稲盛和夫氏、樋口武男氏。
    自己を磨き高めてきた渡部昇一氏、三浦綾子氏。
    極限を生きた人物として小野田寬郎氏、大塚初重氏。
    そして碩学・安岡正篤師の教えを経営に活かした新井正明氏と豊田良平氏。
    『致知』読者の方であれば、これだけは読んでおきたい豪華な顔ぶれが揃い、33年(当時)の歩みを知る上でも、その魅力は尽きることがない。
    さらに「『四書五経』の名言集」と、「経営者たちの魂の言葉集」「達人たちの金言集」「極限の運命を生きた人たちの名言集」など、『致知』に掲載された方々の40もの名言を紹介。
    「妬む・そねむ・ひがむ・恨む・憎む。そんな人には運はめぐってこない」(日本将棋連盟会長・米長邦雄)「高い塔を建ててみなければ新しい水平線は見えない」(「はやぶさ」プロジェクトマネージャ・川口淳一郎)など、現代を生き抜くための力強い珠玉の言葉が並ぶ。
    人間学をこれから学び始める人にも、極めたいと願う人にも広くおすすめする一書。
    人間学を探究し続けた『致知』ならではの極上のエッセンスを堪能していただきたい。

    <目次>
    先達に学ぶ
    経営者魂に触れる
    人間を磨く道
    極限の運命を生きる
    人間学対談
  • 人生を導く先哲の言葉
    本
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    人生を導く先哲の言葉

    伊與田覺

    1,320円(税込)

    いかに時代が移り変わろうとも色褪せることなく、普遍的な真理を説く古典の言葉に人生を導かれた先達は数多くいることでしょう。
    かつて真理を悟った多くの先哲たちによって語り記されてきた言葉には汲めども尽きない味わいがあります。
    本書には『致知』2010年2月号から掲載されてきた古典活学の第一人者・伊與田覺氏による「巻頭の言葉」全12篇が連なります。

    『致知』誌面という限られた紙幅上に凝縮された古典の教えはシンプルかつ平明ゆえに深く心に響きます。

    「自分の持ち味を十分に発揮し、息を引き取る時が最も円熟した時、完成された時でありたい」と語る著者の直向きな思いと、馥郁たる先知先哲の言葉の香りが行間からも伝わってきます。
  • 小さな修養論
    本
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    小さな修養論

    藤尾秀昭

    1,320円(税込)

    『致知』創刊35周年を記念して、昨年1月に完結を迎えた小さな人生論』に次ぐ、新シリーズが刊行されることになりました。

    「修養は人間の要。

    いま日本に最も必要なのは修養の精神」という著者の思いがタイトルからも強く伝わってくる作品です。

    今回まえがきをお寄せくださった鈴木秀子氏は、本書の魅力を次のように説かれている。

    「小さなという言葉で始まるこの本は、なんと大きな世界へ、私たちを導いてくれることでしょうか。
    時空を超える大宇宙の広がりと、太古の昔から今日までの無数の人々の、計り知れない深い叡知に、私たちの魂を導いてくれることでしょうか」

    本書には『致知』2013年9月号までの総リードが記載されていますが、その内容は古今東西の聖賢の学から宇宙物理学の話まで実に幅広いです。

    知識を高め、品性を磨き、自己の人格形成につとめるための修養書として、ご活用いただきたい一冊です。
  • 西郷南洲遺訓
    本
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    西郷南洲遺訓

    桑畑正樹(現代語訳)

    1,540円(税込)


    大好評につき、増刷しました!!!
    明治維新の立役者、西郷隆盛、その号を南洲という。
    維新後、西郷の至誠や武士道を重んじる態度に感銘した庄内藩の藩主や藩士70名余りが鹿児島に赴き、3か月にわたって滞在した。
    その言行を後にまとめたのが『西郷南洲遺訓』である。
    内容は43項目からなるが、リーダーとしての心構えに始まり、自己を修めること、英雄の心構え、さらには愛犬「ツン」と狩りに行き、温泉を楽しんだ日常生活まで、多岐にわたる。
    「敬天愛人」は西郷がよく揮毫したといわれる言葉だが、「天を敬い、天の摂理に従って行動する」という、その理想とした境地も随所に見え隠れする。
    本書は原文と読みやすい訳文、そして「一言解説」からなっているが、一読すると、そのスケールの大きな哲学に心打たれる。
    と同時に元勲でありながらも草履ばきの銅像が建てられた、その親しみやすい「西郷さん」の姿も思い浮かぶだろう。

    『西郷南洲遺訓』の成り立ち
    一   上に立つ者の心構え
    二   組織運営に必要なビジョン
    三   政治の優先順位
    四   私心を持ってはいけない
    五   子孫に美田を買わず
    六   一芸ある人材の活用法
    七   策略で手にした成功はもろい
    八   外国の猿真似をしてはならない
    九   人類に普遍の価値
    十   何のための文明開化か
    十一  真の文明とは何か
    十二  配慮ある西洋の刑罰に学ぶ
    十三  税金は安く、民を豊かに
    十四  会計の大原則
    十五  軍備は無駄に拡大しないほうがよい
    十六  道徳がなければ国を維持できない
    十七  外交を行う時の覚悟
    十八  政府が務めるべき役割とは
    十九  己を「足りない」と思う
    二十  制度や方法ではなく、人が第一
    二十一 自分にとらわれてはならない
    二十二 「己に克つ」を心がける
    二十三 学問は広く学ぶ
    二十四 「天を敬い、人を愛す」の精神
    二十五 天を相手にし、誠を尽くす
    二十六 自己愛の落とし穴
    二十七 くよくよ後悔しても始まらない
    二十八 「正しく生きる」は誰でもできること
    二十九 どんな困難、苦労も乗り越えて
    三十  命もいらず、名もいらず、始末に困る人
    三十一 世評気にせず、信じる道を貫く
    三十二 謙虚さを忘れず、慎み深く行動する
    三十三 危機管理能力を磨く
    三十四 平時に策略を使うべきではない
    三十五 英雄は公平至誠を見抜く
    三十六 文字だけの知識では役に立たない
    三十七 誠意は時代も超える
    三十八 真の機会をつかむには
    三十九 才覚に人格を兼ね備えて
    四十  爽快でおだやかな君子の心
    四十一 常に備えを怠らない
    追加一 思慮は平素に練っておく
    追加二 東洋思想や歴史に学ぶ意義
         【解説】時代を超えて響く珠玉の言葉(訳者 桑畑正樹)
  • 老いを考える100冊の本
    本 残りわずか
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    老いを考える100冊の本

    久我勝利

    1,540円(税込)

    人生においてまぬがれえない4つの苦悩、「生老病死」の一つである「老」が、新たな課題を我々に投げかけている。
    高齢化社会を突き抜け超高齢化社会を迎えた日本は、一人ひとりが「老い」について真剣に考える時期にきたといえるだろう。
    本書は、老いてなおその生を輝かせて生きる人物伝から、老いに関する科学的な考察、さらには現代の老人たちが直面する様々な課題に至るまで、洋の東西を問わず「老い」を多角的に考えるための100冊分のエッセンスを一挙に公開。
    各著作の特徴を捉えた一文の抜粋と、それに続く著者の巧みな概評が光る。
    誰もが避けて通ることのできない「老い」を、いかに考え、そしてどのように迎え入れればよいのか。
    本書は、前著『死を考える100冊の本』とともに、人生の後半を実りあるものにするための、ヒントを提供してくれている。

    <目次>
    1 老いてますます意気軒昂
    2 老いとは何か
    3 老いもまた楽しからずや
    4 老いの知恵袋
    5 老いの現実
    6 よりよく年をとる
    7 老いを科学する
    8 老いの不安
    9 老いの履歴
    10 老人だって恋をする
  • 明治憲法の真実
    本
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    明治憲法の真実

    伊藤哲夫

    1,540円(税込)

    安倍政権のもと、日本国憲法改正へ向けた動きが加速している。
    改正手続きに関する条項の他、個別条項についての検討が今後さらに進むことが予想される。
    日本国憲法を語る時、その比較対象としてよく挙げられるのが明治憲法(大日本帝国憲法)だろう。
    もっとも、その多くは現行憲法が唱える価値観に重きを置き、明治憲法を貶めようとする意図が見え隠れすると、著者の伊藤哲夫氏は指摘する。
    果たして、明治憲法は世間でいわれるほど本当にひどい憲法だったのか――。
    これが著者の最も訴えたかったというテーマだ。
    本書は、近代国家建設の大事業の一環となった明治憲法の制定に至る壮大なドラマを、その歴史的背景を踏まえつつ綴っていく。
    その立役者には、直接議論に立ち入ることはなくとも、すべての審議にご参加され、議論の行く先を真摯に見つめ続けられた明治天皇をはじめ、「教育勅語」制定にも大きく貢献した井上毅、岩倉具視、伊藤博文の名が連なる。
    特に井上は憲法の根幹となる日本の歴史や伝統に思いを馳せ、『古事記』『日本書記』に遡って学びを深める中で、最も相応しい表現に心血を注ぐ。
    その姿勢からは、我が国の歴史や伝統に関する記述を一切欠く現行憲法では見過ごされがちな、憲法問題の本質が見えてくる。
    明治維新を成し遂げた先人たちが織り成す迫真のドラマから、日本国憲法改正へ向け、私たちが忘れてはいけない大切な視点を養いたい。

    目次


    序章 明治憲法最後の日
    第一章 五箇条の御誓文から始まった明治憲法
    第二章 いかなる憲法をつくるか
    第三章 明治憲法成立
    最終章 日本国憲法を考える
  • 子どもと声に出して読みたい「童子教」
    本                 
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    子どもと声に出して読みたい「童子教」

    齋藤孝

    1,760円(税込)


    大好評につき、増刷しました!!!

    教育学者・齋藤孝氏の好評書籍『子どもと声に出して読みたい「実語教」』に続く第2弾。
    江戸時代、『童子教』は『実語教』と併せて寺子屋の教科書として広く用いられた。
    『実語教』が年長者への礼儀、人との付き合い方など、
    人間としての生き方の基本を説いているのに対して、
    「朝に生まれて夕に死す」等、当時の人々が影響を受けていた仏教思想が加わり、
    より道徳観念を深めた生き方を説いたのが『童子教』である。
    齋藤氏は古典の学習が強固な精神をつくると述べる。

    かつて日本人は素読を行い、『実語教』『童子教』をはじめ、 『論語』や『大学』などの古典を学び、勤勉さや報恩の精神などを培った。
    例えば日本の偉人の一人、二宮尊徳は、農民の出でありながら小田原藩の財政再建を果たした。
    彼もまた八歳の時に『実語教』と『童子教』を学んだと記録にある。
    私たちがよく耳にする二宮尊徳の勤勉さは古典により培われた精神であり、偉業の一端を担ったと言える。
    仏教・儒教の経典から文を選び、編纂された『童子教』を、本書では6章に分けて解説。
    深い道徳観念に基づく礼儀作法、言葉の使い方、教師への敬意、
    父母への孝養などが現代に即した分かりやすい例とともに説明されている。
    子どもたちが正しい判断基準、ものの考え方を身につけ、
    よりよい人生を送る術を身につけるために、ぜひ本書をご活用いただきたい。

    目次



    ■ 第一章 礼儀を身につける

    ■ 第二章 正しい生き方を学ぶ

    ■ 第三章 世の中のルールを知る

    ■ 第四章 智恵のある人になる

    ■ 第五章 親の恩を大切にする

    ■ 第六章 心を安らかに運命を高める

    付録 『童子教』素読用読み下し文
  • 儒者
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    儒者

    疋田啓佑

    1,760円(税込)

    儒者とは、孔子に始まる政治・道徳の学である儒学を修めた人々を言う。
    「近世儒学の祖」と謳われた藤原惺窩や林羅山を口切りに、江戸時代を通じて多くの人材が輩出されている。
    本書は好評連載「儒者たちの系譜」に登場した人物のうち、山崎闇斎、荻生徂徠など江戸初期から幕末まで活躍した日本の代表的儒者20人を選び出し、時代順に紹介。
    通して読むことで、近世儒学の思想の流れを掴むことができる。
    儒者たちによって培われた思想は、明治維新後の日本を形成しただけでなく、敗戦後の復興の際にも、日本人の精神の根底の支えになったといわれている。
    儒学を志すに至った経緯や学んだ過程、その後の経歴などは各人様々だが、生来の才覚に加え、生涯学問の努力を怠らなかった点で全員が共通している。
    本書から先人たちの学問を学ぶ姿勢や彼らの残した思想を学び、生かしたい。

    目次


    藤原惺窩
    林羅山
    中江藤樹
    熊澤蕃山
    山崎闇斎
    木下順庵
    山鹿素行
    安東省菴
    伊藤仁斎
    貝原益軒
    佐藤直方
    荻生徂徠
    浅見絅斎
    新井白石
    三輪執齋
    佐藤一斎
    大塩中斎
    山田方谷
    春日潜菴
    吉田松陰
  • 常岡一郎一日一言
    本
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    常岡一郎一日一言

    常岡一郎

    1,257円(税込)

    常岡一郎氏は青年期に患った結核により大学を中退し、修養生活に入った。
    15年に及ぶ闘病の末、2度の大喀血を経て病を克服。
    その後、修養団体を設立し、生涯をかけて人の道を説いた。
    「勝つ。この勝ち方にもいろいろある。喧嘩でかつ。やせがまんや屁理屈で勝つ。それは勝っても他人が喜ばない。人を苦しめることになる。これでは人の心も天の心も暗くなる。天、人、我、共に喜ぶ。そんな勝ち方は“われに勝つ”ことである」
    氏が遺した言葉は月刊誌『致知』でも度々紹介をしてきたが、このたびその名言366語に厳選し、1冊の本としてまとめることとなった。
    氏の求道の生涯から生まれた教えは、人生において心の在り方がいかに重要であるかが説かれ、やさしい表現ながらも真理をついて明快である。
    一日一言シリーズの17作目となる本書から、覚者たる氏の叡智を得ていただきたい。
  • 子どもの心に光を灯す
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    子どもの心に光を灯す

    東井義雄

    1,320円(税込)

    兵庫県の小さな町で55年間、教職者として一生を捧げた東井義雄氏。
    本書は平成20年に刊行以来版を重ねる『自分を育てるのは自分』に次ぐ講演録である。
    本講演の底辺に流れるのは、氏の子どもたちに対する深い愛情だ。
    子どもたちの性の問題や父親不在の家庭の話などを織り交ぜながらも、理想の母親像をおかめの面に譬えたエピソードなどを例に、家庭教育復興への願いを言葉に託している。
    百千の灯あらんもわれを待つ灯はひとつ
    東井氏によるこの歌には、一つでも多くの家庭が、子どもたちをやさしく包み込むような、温かい灯を絶やさないでほしいという深い祈りが込められている。
    子どもたちにどう向き合えばよいかと悩む父母や教師が多い昨今、その処方箋として「教育界の国宝」と謳われた東井義雄氏のユーモア溢れる語り口から発せられる魂の言葉に心耳を澄ませたい。

    <目次>
    父母と教師は 今何をどのように
     粗末な出会い
     足裏揉みを通じて出会う
     おじいさん、おばあさんとの出会い
     親子の間
     味方に出会うと子どもは変わる
     内面に出会う大切さ
     出会いがないと子どもをダメにしてしまう
     教育熱心にもかかわらず……
     自律を育てる
     いつまでもついていってはやれない、他
    父親は何をなすべきか 母親は何をなすべきか
     出会うことの意味
     出会いの中に人間のしあわせがある
     人間らしさを育てる
     教育の土づくり
     子どもの希いに触れる
     父親の責任
     父親を子どもに届けるのは母親
     父のない家庭であっても
     母の生き様
     ○(まる)を見る稽古、他
  • プロフェッショナルへの道
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    プロフェッショナルへの道

    致知取材班

    1,430円(税込)

    プロ、それは誰よりも真摯に仕事と向き合い、一道を極めんとする人たちのことである。
    単独無酸素で世界最高峰に挑み続ける登山家栗城史多氏、史上最年長で空手道世界王者の称号を掴み取った塚本徳臣氏、33歳で日本人初となるフランス料理三ツ星シェフに輝いた岸田周三氏、日本一BMWを売った伝説のセールスマン飯尾昭夫氏など、本書にはこれまで弊誌に登場したプロ10人の躍動する仕事人生が連なる。
    彼らに共通するのは、「生活すべてが仕事」と言えるほどの覚悟と情熱であり、全身全霊で目の前の仕事に打ち込む姿勢だ。
    新年度を迎え、新たなスタートを切る人が多いこの時期、「何のために働くのか」ひいては「何のために生きるのか」と、自らを見つめ直すこともあるだろう。
    その道を極めんとするプロの真摯な姿勢は、そんな迷いを打ち払うヒントを与えてくれるだろう。

    <目次>
    終わりなき頂上への挑戦 栗城史多
    デザインの力で新時代を切り開く 佐藤可士和
    我が空手道は「天地一つ」 塚本徳臣
    人生の幅と深さは自分で決める 長谷川千波
    日々感謝日々感動 武田双雲
    限りなき料理の道を極め続ける 岸田周三
    我が独行道 張栩
    心のあり方が人生の価値と質を決める 久瑠あさ美
    営業に魔法の杖はない 飯尾昭夫
    いまがその時、その時がいま 外尾悦郎
  • 子供に読み聞かせたい日本人の物語
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    子供に読み聞かせたい日本人の物語

    占部賢志

    1,760円(税込)

    師と仰いだ小林秀雄から歴史を学ぶことへの深い気づきを授けられ、一教師として深遠なる日本史の世界に身を投じてこられた著者・占部賢志氏。
    その歩みは、埋もれた歴史の断片を掘り起こし繋ぎ合わせることの繰り返しで、数多の感動的な史実を浮かび上がらせてきた。
    本書は約4年にわたり本誌に掲載された好評連載「語り継ぎたい美しい日本人の物語」の中から、心揺さぶる25の感動実話を収録。
    「家族のきずな」「我が師の恩」「使命に生きる」などテーマごとに鏤められた物語からは、連綿と受け継がれてきた日本人の心の原点が見えてくる。
    この宝物のような我が国の歴史を、未来の日本を担う子供たちの心に届けたい、そんな著者の溢れんばかりの熱意が本書に温もりを添える。
    一隅を照らし、生を全うした先人たちの美しき命の輝きを、後々の世まで語り継ぎたい。

    <目次>
    第一章 日本人のこころ
    第二章 使命に生きる
    第三章 家族のきずな
    第四章 我が師の恩
    第五章 国を守る
  • いかにして人物となるか
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    いかにして人物となるか

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    弊社主催の第7回古典活学講座が1冊の本にまとめられた。
    テーマは「いかにして人物となるか」。
    読者を深遠なる古典の世界に誘うのは、安岡正篤師の高弟にして、7歳から『論語』に学び続ける伊與田覺氏、御年97(当時)。
    講義でみせる、その凛とした立ち居振る舞いは圧巻で、氏から漂う風格は講義内容にえも言われぬ深みと広がりを与えてくれている。
    本講で取り上げられるのは儒教の祖である孔子、『伝習録』を著した王陽明、そして近江聖人と謳われる中江藤樹の3哲だ。
    氏が長年敬愛してやまない人物だけに、その語り口から浮かび上がる3哲の生き方に自然と親しみを覚える。
    吾づくりのために、人知れず静々と学び続けてきた氏の源流ともいえる孔子、王陽明、中江藤樹の生き方に、自らの生き方を重ね合わせようとする時、人間学探究への新たなる道が拓けるだろう。

    <目次>
    第一講 いかにして人物となるか
    第二講 孔子、王陽明、中江藤樹の目指したもの
    第三講 孔子が説いた人間学
    第四講 王陽明の生き方に学ぶ
    第五講 中江藤樹の求めたもの
    第六講 総括
  • この道を行く
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    この道を行く

    坂田道信

    1,320円(税込)

    「体も弱く、成績も悪かった私が、40年間、毎日ハガキを書き続けてきたおかげで、人生のあらゆることを与えられました」
    ハガキ道伝道者・坂田道信氏は振り返る。
    本書はハガキを書くことを教えてくれた生涯の師、森信三先生の言葉をはじめ、東日本大震災の被害に遭った友やお世話になった方に宛てたハガキ、さらには日々の暮らしを綴った雑感などからなる。
    そこにはハガキを通して出会った人たちや、その人たちから教えられたことが、謙虚に語られている。
    「ハガキに出合っておもしろい人生をつくり出すことができた」という坂田氏の思いが込められた本書の一編一編は、まるで詩を読むような思いにさせられる。
    それはきっと著者の素直で、澄んだ心がそのまま言葉に、そして文章になっているからなのだろう。
    一筋に生きることがいかに大切なことか、それが随所に滲み出ている。

    <目次>
    第一章 「複写ハガキ」の世界
    第二章 読書会の知恵
    第三章 いのちの輝き
    第四章 天とともに生きる
    第五章 くにづくりのうた
    ある日の座談から――坂田信行・命の言葉
  • 子どもと声に出して読みたい「実語教」
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    子どもと声に出して読みたい「実語教」

    齋藤孝

    1,540円(税込)

    「私は『実語教』のことを〝日本人1000年の教科書〟と呼んでいます。というのも、日本人は長い時間の流れの中で、『実語教』を学び続けて、日本人として生きる基礎をつくってきたからです」
    そう語るのは本誌2013年3月号にも登場された齋藤孝氏だ。
    平安末期から明治初期まで、およそ1000年にわたって子供の教科書として使われてきたという『実語教』。
    江戸期に至っては日本中の子供が寺子屋で学んでいた。
    説かれているのは、「学問の大切さ」や「親兄弟のあり方」など、いずれも人生の指針となる教えばかりだ。
    「『実語教』に書かれている智恵をもう一度、日本人の共有財産にしたい」という著者の思いは、すっと頭に入る現代語訳とゆき届いた解説とに姿を変え、1000年の叡智に読む者を誘っていく。
    巻末には子供と素読ができるよう総ルビの専用ページも付記。
    歴史を噛みしめつつ、子供と読みたい1冊だ。

    <目次>
    1 世の役に立つ人になろう
    2 智恵のある人になろう
    3 お金よりも知恵を残そう
    4 どんどん自分を磨いていこう
    5 毎日学ぶことが一番大事
    6 相手を思いやる心を持とう
    7 勉強のすすめ
    8 覚悟を決めたらやりとげよう
    9 自分から積極的に学ぼう
    10 繰り返しのすすめ、他
    付録 『実語教』素読用読み下し文
  • 安岡正篤活学一日一言
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    安岡正篤活学一日一言

    安岡正泰(監修)

    1,257円(税込)

    本書は平成18年に刊行され、13万部を超えるベストセラーとなった『安岡正篤一日一言』の姉妹篇である。
    一人ひとりの生き方に光を当てた前著に比べると、本作では「いかに生くべきか」という個々人のあり方にとどまらず、安岡師が思い描いた国家観を語る言葉も多く収録されている。
    己を修めるのみならず、修めた己を以て社会に尽くしていこうという思いを喚起せしめられる一書といえる。
    ここではその中から2つをご紹介したい。
    我々は卑屈な利己心に甘んじて居ないか。
    怯惰な傍観や逃避で日々を過ごして居ないか。
    無益な懐疑や批判に得意になってはいないか。
    先ず、自分自身に活を入れよ。自分の職域に新しい意義、使命、感激を鼓吹しよう。(3月31日)
    人間生活があらゆる面で便利になるにつれて、思想だの学問だのというものも普及すればするほど通俗になります。
    しかし本当の学問は、自分の身体で厳しく体験し実践するものであります。
    この意味が本当に理解されて初めて活学になります。(7月24日)
    今年(平成25年)は安岡正篤師没後30年の節目に当たる。
    時を経てなお一層の輝きを増す安岡師の教えに学び、混迷を極める現代を力強く生きるための指針、道標として活学していただきたい。
  • 水戸光圀
    本
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    水戸光圀

    童門冬二

    1,650円(税込)

    長年、テレビの時代劇で人気を博し、勧善懲悪の象徴として一世を風靡した「水戸黄門」。
    お供を引き連れての全国漫遊こそ史実とは異なるものの、弱きを助け強きをくじく黄門様の姿は、本書で描かれているように、儒学を重んじ仁政を旨とした水戸光圀の生涯と深いところで符合している。
    本書は、『致知』で連載していた「儒の人・水戸光圀」を書籍化したもので、各章の冒頭にはポイントとなる事柄を取り上げたコラムが加えられている。
    茶の間を賑わせた黄門様とは違った、新たな水戸光圀像に迫る著者の筆致は、派手さはなくとも慈愛に満ちた光圀が歴史に刻み込んだ功績を、次々と浮かび上がらせている。
    『大日本史』編纂という大事業を立ち上げ、遠く歴史の彼方に思いを馳せる一方で、儒学を通じて自己を磨き続けた天下の副将軍の生涯は、英雄譚にも勝るとも劣らぬ生き方の手本となるだろう。

    <目次>
    第一話 若き光圀を変えた一冊の本
    第二話 志学と而立によって生まれた『大日本史』
    第三話 藩政の基本は儒教とする
    第四話 仁政の手はじめは水道の敷設
    第五話 朱舜水を招く
    第六話 国益増進も儒教の心で
    第七話 国防のさきがけに
    第八話 ウナギを食うか、その串を削るか
    第九話 扶弱抑強の仁政
    第十話 人倫の大義
    第十一話 二代にわたる将軍名分論
    第十二話 生類哀れみの令はなぜ発布されたのか
    第十三話 黄門様昇任の実相とは
    第十四話 隠居とは“やりたいこと”への出発点
    第十五話 生前に自分の墓碑名を刻む
  • 賢国への道
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    賢国への道

    中西輝政

    1,650円(税込)

    民主党の歴史的敗北を経て誕生した第2次安倍政権への期待が高まっている。
    しかし、日本の現状を鑑みると、深刻な財政問題、尖閣諸島をはじめとした外交・安全保障問題、そしてリーダーシップを欠いた日本の政治という「3大危機」に翻弄されていることに変わりはない。
    本書では、世界各国で新たな指導者が顔を揃えた激動の2012年を総括するとともに、直面する3大危機を踏まえ、日本が進むべき針路を探る。
    読者をリードするのは国際政治学に精通する中西輝政氏。
    その透徹した洞察力と圧倒的な情報量を武器に、昨今の世界情勢から読み取れる事象を次々と俎上に載せ、その本質を抉り出す様は、あたかもプロの包丁捌きのごとく小気味がよい。
    偏向報道が横行し日本のマスコミが本来の役割を果たせていないいま、世界をリードしうる力を秘めた日本の姿を描き出した本書がその担い手となる。

    <目次>
    第一章 絶体絶命の危機の時代
    第二章 日本が直面している三大危機 
        第一の危機 経済財政問題をどう解決するか
    第三章 日本が直面する第二の危機
        外交・安全保障問題を解くカギを探す
    第四章 各国リーダーの変化と日本の立場
    第五章 日本が直面する第三の危機
        政治のリーダーシップをいかに構築するか
    第六章 多極化する世界で生き残るためにすべきこと
  • 歎異抄
    本
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    歎異抄

    金山秋男(現代語訳)

    1,540円(税込)

    「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや(自分は善人だと思い込んでいる人ですら、往生できるのだから、まして、自分は罪深き悪人だと自覚している人はいうに及ばない)」
    このフレーズで知られている本書だが、実際に最後まで読み通したという方は少ないのではないだろうか。
    「日本の名著シリーズ」の最後を飾るのは、日本で最も読み継がれてきた宗教書の一つ『歎異抄』。
    本書は日本仏教の中で最大の信徒を擁する浄土真宗の開祖・親鸞聖人の教えが記された書物だ。
    聖人の死後、その教えが歪められていくことに心を痛めた弟子の唯円が記したものといわれている。
    『歎異抄』はすでに数多くの注釈書や解説書が出回っているが、難解なものが多い。
    そんな中、本書は分かりやすい「現代語訳」と忠実な「原文」に加え、丁寧な「解説」が書き添えられている。
    『歎異抄』の入門書として味読いただきたい1冊だ。

    <目次>
    前序 迷いの源泉
    第一章 安心の生き方
    第二章 迷いをこそ生きる
    第三章 宗教と道徳のパラドックス
    第四章 仏の慈悲と人の同情
    第五章 恩愛の彼方に
    第六章 師弟の本当のあり方
    第七章 仏と生きる一筋の道
    第八章 そんなに頑張らなくていい
    第九章 煩悩とともに生きる
    第十章 いまひとたびの人生
    中序 唯円の歎き
    第十一章 エリート主義の陥穽
    第十二章 学問と信仰の間
    第十三章 本願に甘えて
    第十四章 念仏は滅罪の手段?
    第十五章 仏となる道
    第十六章 真実の生き方への転換
    第十七章 善悪の彼岸
    第十八章 御利益信仰を超えて
    後序 私一人のための本願
    付録 流罪記録
    解説 『歎異抄』と現代
  • 五輪書
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    五輪書

    宮本武蔵・著 / 城島明彦・現代語訳

    1,540円(税込)

    60数戦して不敗という伝説をもつ剣豪宮本武蔵。
    「二天一流」と命名した二刀流の「兵法指南書」として、晩年に渾身の思いを込めて書いたのが『五輪書』である。
    「五輪」とは仏教で宇宙を構成する5つの輪のこと。
    本書はその「地・水・火・風・空」になぞらえた五巻(章)からなっている。
    例えば地の巻では武士の心構えに触れ、水の巻では二天一流の太刀論の真髄を具体的に書き記し、さらには火の巻では戦いについて書く。
    『五輪書』は国内だけでなく、1970年代にはアメリカでベストセラーになり、その後、数か国語に翻訳され、海外でも広く読み継がれてきた。
    それは本書が単なる兵法書の枠にとどまらないからである。
    武蔵はまず冒頭で、武士ならば鍛錬せよという。
    しかも「文と武両道をたしなむこと」と。
    武蔵は晩年、「悟り」を開いた人が描いたような水墨画を何点も残しているが、まさに「文武二道」を鍛錬し、そうした境地に至ったのだろう。
    さらに武蔵は言う。
    武士はどんな場合でも人より優れ、勝たねばならない、と。
    そのための心構え、鍛錬法、発想の仕方、相手の心理の読み方といったことが細かく書かれている。
    そこに書かれた侍の生き方は現代の戦士にも通じる、ビジネスの書であり、人生指南の書でもある。

    <目次>
    地之巻
     一、兵法の道ということ
     一、兵法の道を大工にたとえること
     一、兵法の道
     一、この兵法の書を五巻に分けた理由、他
    水之巻
     一、兵法の心の持ちようのこと
     一、兵法の身なりのこと
     一、兵法の目付ということ
     一、太刀の持ち方のこと、他
    火之巻
     一、場の次第ということ
     一、三つの先ということ
     一、枕を押さえるということ
     一、渡を越すということ、他
    風之巻
     一、他流派が大きな太刀を持つこと
     一、他流派の「強みの太刀」ということ
     一、他流派が短い太刀を用いること
     一、他流派に太刀数が多いこと、他
    空之巻
    解説 人生の難所・難局を乗り切る「人生の指南書」
  • 大人のための「論語」入門
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    大人のための「論語」入門

    荒井桂,伊與田覺

    1,540円(税込)

    安岡正篤師の高弟である伊與田覺氏と、長年安岡教学に私淑し、傾倒してきた荒井桂氏が『論語』をテーマに行った対談を1冊にまとめたものである。
    『論語』との出合いに始まり、素読のすすめ、『論語』が教える人生訓など全編にわたって尽きることない『論語』の魅力が語られている。
    96歳(当時)の伊與田氏は『論語』と出合って90年、77歳(当時)の荒井氏は50余年になるという二人の言葉を味読するほど、その知識と理解の深さに心打たれ、頭が下がる。
    それはそのまま二人の碩学を捉えて離さない『論語』の奥深さでもあるのだろう。
    『論語』には子供にも理解できる言葉が多い。
    しかし、その境地によって、読み取り方に深浅がある。
    二人はやさしい言葉でそれぞれの解釈を語っているが、読む人の人生体験いかんによって心に響く言葉も違ったものになるだろう。
    まさに大人のための『論語』入門である。

    <目次>
    プロローグ 『論語』と出会う
    一 素読は人間を賢くする
    二 『論語』と日本人
    三 語り尽くせない『論語』の魅力
    四 『論語』が教える人生訓
    エピローグ 孔子が求めたものを求め続ける
  • 代表的日本人
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    代表的日本人

    内村鑑三,齋藤慎子(現代語訳)

    1,540円(税込)


    海外との交流が盛んになってきた19世紀末、キリスト教指導者内村鑑三が「日本人にもこんな人物がいる」と世界に伝えようと英語で書いたのが本書だ。
    その日本人の代表として取り上げたのは西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の5人。
    維新の立役者、藩主、農民、儒学者、僧侶と、その人選のバランスに著者の慧眼を感じる。
    その5人の生い立ちから時代の中で果たした役割、私生活までが過不足なく語られる。
    とりわけその内面を当時の欧米人にもよく分かるよう、聖書の言葉や歴史的人物を例に出しながら解説している。
    本書が書かれたのは百年以上前のことだが、そこに書かれていることは決して古色蒼然とはしていない。
    それはできるかぎり現代の言葉に置き換えた翻訳の力もあるだろう。
    同時に、ここに書かれた5人の生き方が「代表的日本人」として現代にも通じるということに他ならない。

    <目次>
    西郷隆盛 新しい日本の創設者
    上杉鷹山 封建藩主
    二宮尊徳 農民聖者
    中江藤樹 村の先生
    日蓮上人 仏教僧侶
    解説 「日本人とは何か」を考えるには、外からの視点も不可欠
  • 望郷
    本
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    望郷

    蜂谷彌三郎

    1,650円(税込)

    51年――読者の皆さんは、この歳月をどのように受け止められるであろうか。
    著者である蜂谷彌三郎氏は、終戦直後に身に覚えのないスパイ容疑を受け、極寒のシベリアへ抑留。
    再び祖国の地を踏み、愛する妻子と奇跡の再会を果たした時、既に51年もの歳月が流れていた。
    熾烈な拷問、苛酷な強制労働。
    同じ境遇にある者が次々と落命していく中、身悶えするほどの望郷の念を抱きつつ生き抜いた男の51年は、平和な時代を生きるいまの私たちの想像を遙かに超えている。
    そして極限を生きる男を支え続けた日本とロシア、二人の女性の愛の大きさには涙を禁じ得ない。
    抑留中、日本人であることを忘れぬため、涙を流しながら日本の詩歌を歌い続けた著者。
    その目にいまの日本はどう映っているだろう。
    本書に込められた渾身のメッセージ、その一字一句を魂に刻みつつ読んでいただきたい。

    目次


    プロローグ――すべてはこうして始まった
    第一章 私の原点 母への誓い
    第二章 運命の激流 スパイの汚名を着せられて
    第三章 望郷の思い シベリアおろしの夜は更けて
    第四章 クラウディア 深い愛に支えられて
    第五章 帰国 愛する祖国へ
  • 美点凝視の経営
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    美点凝視の経営

    渡邉幸義

    1,650円(税込)

    著者が代表を務めるアイエスエフネットグループは10年以上にわたり、知的障碍者、引きこもり、メンタル不全などの若者たちの雇用に力を注いできた。
    全社員2000名のうち800名近くがそうした就労困難者でありながら、同社は成長を続けている。
    逆に就労困難者の存在が社員の結束を強め、会社の成長を支えていると氏は言う。
    本書には、同社の多岐にわたる障碍者雇用の実践とともに障碍者とその両親、企業の3者が幸せに働くための秘訣が記されている。
    いま、全国に300万人以上存在する引きこもりの雇用をはじめ、メンタル不全の従業員のマネジメントなど、企業が取り組むべき課題は多い。
    さらに来春の法改正で障碍者の法定雇用率が上がるなど、本格的に障碍者雇用を求められる時代となる。
    美点凝視と適材適所による個性を活かした究極の経営の書として、ご活用いただきたい。

    <目次>
    プロローグ
    第一章 障がいは“個性”
    第二章 障がい者雇用の現実
    第三章 障がい者雇用実現のために
    第四章 障がい者雇用は会社と親の二人三脚
    第五章 障がい者たちからもらったプレゼント
    第六章 雇用を創ることこそ私の使命
    第七章 新しい働き方を創っていく
    第八章 私の夢
    エピローグ――再び「一人一秒のプレゼント」
  • デパートのうえのたかちゃん
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    デパートのうえのたかちゃん

    あらい靜枝

    1,100円(税込)

    かつて東京日本橋のデパートの屋上に、ゾウがいたのをご存じだろうか。
    昭和25年、タイからやってきた子ゾウは「たかちゃん」と名づけられ、29年に動物園に寄贈されるまで、子供から大人まで人気を集めた。
    その話題は、アメリカの雑誌にも紹介されたほどだ。
    そのたかちゃんと同い年である著者は、家族に連れられたびたび屋上を訪れては、たかちゃんの背中に乗ったり、芸を見たりして、楽しい時間を過ごした。
    本書は、そのたかちゃんと35年ぶりに再会した著者との間に起こった、感動実話を絵本にしたもの。
    大人になるにつれ様々な経験を積み、時に辛いことに遭遇することもある。
    しかし、懸命に生きていると、思いがけず素敵な出会いや嬉しい出来事が起こる。
    愛らしい絵が物語を彩る本書は、めまぐるしい日常で失いかけた清らかな心を取り戻してくれる。
    不思議と活力が湧く絵本だ。
  • 安岡正篤「光明蔵」を読む
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    安岡正篤「光明蔵」を読む

    荒井桂

    1,980円(税込)

    安岡教学の歴史に残る一書が誕生した。
    本書が紐解く「光明蔵」は、安岡正篤師が昭和初期に将来を担う真摯な学生のために編んだ小冊子。
    終戦までに、数万冊普及したという。
    30篇から成るその内容は、孔子、司馬遷、王陽明、道元、吉田松陰などの和漢の古典の名言を安岡師が厳選し、自らの思想の核心となる言葉を添えつつまとめたもの。
    全篇を通じて、「いかに生くべきか」という安岡師の教えが伝わってくる。
    安岡教学の源泉ともいえる内容でありながら、これまで平易な訳文・解説がなく、現代では読まれる機会が稀有となっていた。
    今回、郷学研修所・安岡正篤記念館副理事長兼所長である荒井氏によって、「出典・大意・注釈・解説」が丁寧に付記され、古典に精通せずとも、導かれるようにして安岡教学の真髄を辿ることができるようになった。
    人生の糧として、何度も読み返したい。

    <目次>
    1 開巻語
    2 蓼莪
    3 道友
    4 愛語
    5 受任者
    6 貧
    7 詠史
    8 陋室銘
    9 憤
    10 一心、他
  • 賢人は人生を教えてくれる
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    賢人は人生を教えてくれる

    渡部昇一

    1,760円(税込)

    「われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである」
    「充ち溢れる湯水でも使うように諸君は時間を浪費している」
    これらの言葉はいまから2000年以上前に活躍した古代ローマの賢人セネカが残したものである。
    昔もいまと変わらず「時間がない」と嘆いていた人が多かったのであろう。
    どうやら時間にまつわる悩みというものは古今東西普遍のテーマであるらしい。
    セネカは古代ギリシア哲学の一派であるストア派の代表的哲学者であり、政治家や詩人としても知られている。
    中でも政治家としてのセネカは、ローマ皇帝ネロの治世初期の善政を支えた人物として高く評価されている。
    一方でローマ屈指の富豪になるなど、一流の実業家でもあったセネカだが、その名を不朽のものにしたのは彼の見事な「死」によってであった。
    晩年のセネカは、暴政に走ったネロによって冷遇され、謀反の嫌疑をかけられて自殺を命じられたが、その際、死を従容と受け入れ、実に見事な最期を遂げたといわれている。
    セネカの言行一致の哲学から学ぶべきものは多い。
    逃れる術のない死をどう受け止め、いまを生きるべきかといった究極の哲学がここにある。
    充実した生を生ききるために参考となる一書。

    <目次>
    第一章 気高い精神を追い求める―― ゼノンとストア哲学
    第二章 内省に生きる ―― セネカの生涯
    第三章 人生という時間の捉え方
    第四章 主体的に生きるための時間術
    第五章 この一瞬を真剣に生きる
    第六章 賢人は人生を教えてくれる
    第七章 悔いなき死を迎えるために
  • 女人開眼抄
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    女人開眼抄

    森信三

    1,257円(税込)

    30年以上、口コミで読み継がれてきた森信三師の女性向けの金言集が初の単行本となった。
    師は「民族の将来は女性のあり方如何で決まる」といい、女性教育の重要性を説く。
    「娘時代の生き方」「妻として」「働く女性のために」「未亡人・独身女性」といった種々の境遇で章を分け、恋愛、仕事、結婚、子育てなどを軸に具体的に語る。
    「女性が脚を組んで座るのは避けるべき」といった「たしなみ教育」の重要性や、健康のみならず内面充実にも資する「立腰教育」の必要性など、現代では学び難い「女性の特質をふまえた教え」が溢れている。
    そこには「女性として生まれて来たことの幸せを感じてほしい」という師の願いが込められている。
    「人生二度なし」など、人生の指針となる不変の真理を新書サイズに凝縮した1冊。
    女性のため、国の将来のためにも、不可欠な教えが詰まった本書から学びを深めたい。

    <目次>
    一 人間の生き方
    二 女性のしあわせ
    三 娘時代をどう生きるか
    四 妻として
    五 主婦道
    六 真実の母に
    七 働く女性のために
    八 未亡人・独身女性
    九 民族変質への深憂と男女共学
  • 日本の偉人100人(下)
    本
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    日本の偉人100人(下)

    寺子屋モデル(編著)

    1,980円(税込)

    日本人なら知っておきたい日本の偉人100人を紹介した伝記が上下巻セットで誕生した。
    きっかけは20年ほど前、海外勤務から帰国した著者(寺子屋モデル代表)の目に飛び込んできた子供たちの冴えない表情だったという。
    さらに日本の子供たちの自己肯定感・自尊感情が世界で低いことを知る。
    著者は日本の将来への危機感を抱くとともに、子供たちの「生き方の手本」ともいえる「偉人伝」の存在が失われつつあることに着目。
    以来、「偉人伝」から生き方を学ぶ「寺子屋」事業に従事してきた。
    本書はその中でも、世のため人のために行動し、国柄を重視して生きた100人を厳選。
    驚異的な努力によって世界的名声を得た医者、野口英世や、ヘレン・ケラーがお手本にした失明の大学者、塙保己一など、収録された偉人たちは有名無名を問わない。
    上巻は昭和から明治の偉人について、下巻は幕末から古代の偉人について語られ、日本の長い歴史を遡っていくように読み進めることができる。
    彼らの卓越した人間力、行動力から多くを学べる上、読むほどに「日本の偉人」は海外でも称賛されてきた事実を知ることができ、自国に対する誇りに目覚めていく手助けとなる。
    さらに偉人に関する名言を集めた「偉人たちをしのぶ言葉」も収録。
    彼らの生きた時代の息吹や、思いに触れることができ、興味深い。
    各家庭に1セット、偉人の生き方を通じて、親子で人生を考えるテキストとしてもお役立ていただきたい。

    <目次>
    第三章 維新を起こす
    第四章 江戸に咲く
    第五章 時代を動かす
    第六章 国礎を築く
  • 日本の偉人100人(上)
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    日本の偉人100人(上)

    寺子屋モデル

    1,980円(税込)

    日本人なら知っておきたい日本の偉人100人を紹介した伝記が上下巻セットで誕生した。
    きっかけは20年ほど前、海外勤務から帰国した著者(寺子屋モデル代表)の目に飛び込んできた子供たちの冴えない表情だったという。
    さらに日本の子供たちの自己肯定感・自尊感情が世界で低いことを知る。
    著者は日本の将来への危機感を抱くとともに、子供たちの「生き方の手本」ともいえる「偉人伝」の存在が失われつつあることに着目。
    以来、「偉人伝」から生き方を学ぶ「寺子屋」事業に従事してきた。
    本書はその中でも、世のため人のために行動し、国柄を重視して生きた100人を厳選。
    驚異的な努力によって世界的名声を得た医者、野口英世や、ヘレン・ケラーがお手本にした失明の大学者、塙保己一など、収録された偉人たちは有名無名を問わない。
    上巻は昭和から明治の偉人について、下巻は幕末から古代の偉人について語られ、日本の長い歴史を遡っていくように読み進めることができる。
    彼らの卓越した人間力、行動力から多くを学べる上、読むほどに「日本の偉人」は海外でも称賛されてきた事実を知ることができ、自国に対する誇りに目覚めていく手助けとなる。
    さらに偉人に関する名言を集めた「偉人たちをしのぶ言葉」も収録。
    彼らの生きた時代の息吹や、思いに触れることができ、興味深い。
    各家庭に1セット、偉人の生き方を通じて、親子で人生を考えるテキストとしてもお役立ていただきたい。

    <目次>
    第一章 昭和に生きる
    第二章 明治を開く
  • 学問のすすめ
    本
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    学問のすすめ

    福沢諭吉・著、奥野宣之・現代語訳

    1,540円(税込)

    日本人の精神を養ってきた日本の名著を分かりやすい現代語訳で読むシリーズが刊行された(全6巻)。
    本書はその第1弾。
    「天は人の上に人を造らず」で始まる明治初期の大ベストセラーだ。
    驚くべきは、一般的なイメージと異なるその内容。
    単なる立身出世論ではなく、政府のあり方や社会制度、組織論や人格論、働き方、人付き合いのコツなど、現代にも通じる興味深いテーマが、17編にまとめられている。
    また、「人の顔色は、家の門構えのようなもの」など、ユニークな表現で生き方の真髄が示され、140年もの間読み継がれてきた名著の醍醐味が十分堪能できる。
    本シリーズの特長は、原文を要約せず丁寧に拾いながらも、中高生でも親しめるよう、現代語訳の全文をとことん読みやすくした点にある。
    若者たちの平均読了タイムを目安に何分で読み終えられるか、挑戦してみては。

    目次


    はじめに――合本「学問のすすめ」について
    初編
    二編
    三編   
    四編
    五編
    六編
    七編
    八編
    九編
    一〇編
    一一編
    一二編
    一三編
    一四編
    一五編
    一六編
    一七編
    解説――福沢諭吉が見抜いた「自由の重さ」
  • 武士道
    本
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    武士道

    新渡戸稲造,夏川賀央(現代語訳)

    1,540円(税込)


    大好評につき、増刷しました!!!
    名著シリーズの2作目は、1900年に米国で刊行され、世界的ベストセラーとなった『武士道』である。
    新渡戸稲造が本書を執筆したきっかけは、「なぜ日本には宗教教育がないのに、道徳を教えることができるのか」という知人からの問いであったという。
    武家に生まれた新渡戸はその答えを武士道に見出すと英語で執筆を開始。
    そのまま海外で出版に踏み切った。
    本書は武士道の源流から、誠や忠義などの徳目、切腹や仇討ちまで事細かに記している。
    また、古今東西の先哲の言葉が縦横無尽に引用されており、新渡戸の教養の高さが本全体から滲み出ている。
    ポーツマスで日露戦争の調停役を引き受けた米国大統領セオドア・ルーズベルトも『武士道』を読んで日本への認識を改めたというから、本書が近代日本に与えた恩恵は計り知れないものがあるだろう。
    日本人ならば、ぜひ一読していただきたいのがこの『武士道』だ。

    <目次>
    第1章 武士道とは、生きるための道である
    第2章 武士道の源流
    第3章 「義」あるいは「正義」
    第4章 勇、すなわち勇敢で我慢強い精神
    第5章 仁、すなわち哀れみの感情
    第6章 礼
    第7章 誠
    第8章 名誉
    第9章 忠義
    第10章 サムライの教育と訓練
    第11章 自制(克己、セルフコントロール)
    第12章 「切腹」と「仇討ち」の制度
    第13章 刀、サムライの魂
    第14章 女性の教育と地位
    第15章 武士道の影響(感化)
    第16章 武士道はまだ生きていけるか?
    第17章 武士道の未来
    解説 いま私たちに必要な日本人の「心の書」
  • 諦めない生き方
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    諦めない生き方

    都倉亮

    1,650円(税込)

    本書は聖路加国際病院理事長の日野原重明氏と都倉亮氏による初の著作である。
    著者は34歳の時にクモ膜下出血を発病。
    九死に一生を得るも、それまで勤めてきた商社での激務は困難と判断し、独立起業した。
    その後、経営者として活躍していた著者を再び病魔が襲ったのは55歳の時である。
    中咽頭がんが左首リンパ節に転移した状態で見つかったのだ。
    著者はがんとの闘病を通じて、医療体制に対する不信、同病者の死、会社の清算、がんの再発と、様々な体験を重ねながら、いまなお治療を続けている。
    絶望的な状況の中でも諦めることなく、不屈の意志で前進を続けてきた著者の生き方から学ぶものは多い。
    現在の日本は二人に一人はがんになる時代といわれている。
    がんという視点から命の有限性を見つめ直し、自身の人生を深く内省するきっかけを得ていただきたい。

    <目次>
    第一章 癌宣告、そのとき人は何を思うのか
    第二章 治療と手術
    第三章 癌が発見されるまでの人生
      ①―― 生い立ちから会社勤務まで
    第四章 癌が発見されるまでの人生
      ②―― 独立企業
    第五章 治療を通して見えてきた医療の問題
    第六章 癌によって代わってしまった日常
    第七章 病気が教えてくれた新しい生き方
  • 人生を変える 生きがいの法則
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    人生を変える 生きがいの法則

    伊藤幸男

    1,540円(税込)

    あなたは持って生まれた「人生計画書」に気づいているだろうか。
    人生で出合うすべての困難は乗り越えるためにあり、自分の魂をより高めるため、生まれる前に自らが計画してきているのだという。
    経済学者である著者がこう語るのは、17歳の時に体験した突然の姉の事故死に起因する。
    その衝撃的な体験から「何のために生きるのか」を自問し、生死や魂の有無について深く考えてきたという。
    本書では、臨死体験や過去生、因果の法則等、生きる意味を考える上で参考になる印象的な現象を具体例を交えて紹介。
    その上で「運命と宿命の違い」「人生の2つの目標」などの切り口から人生の命題に迫っていく。
    さらに稲盛和夫氏の「人生は“魂を磨く”ことが目的」といった言葉の引用もあり、成功者の考え方を知ることもできる。
    生きる意味を考え、生きがいある人生を築いていくためにもぜひ一読していただきたい。

    <目次>
    第一章 科学の方法と魂仮説
    第二章 仮説「魂はある」 ――その現象のいろいろ
    第三章 意識と物質
    第四章 生命の定義、生まれてくる意味
    第五章 因果の法則
    第六章 波長同通の法則 
    第七章 生きる意味 ――人生計画
    第八章 自由意志と選択
    第九章 大宇宙の中の私たち
  • ポケット名言集「小さな人生論」
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    ポケット名言集「小さな人生論」

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    創刊34周年を迎えた本誌の真髄を凝縮した「小さな人生論シリーズ」から、名言集が誕生した。
    シリーズ全5巻の中から、特に心に残る言葉を厳選。
    人間学の結晶といえる1冊である。
    「心が受け入れない限り、不幸はない」「与えられた環境の中でひたすら生きるものは美しい」など、どのページを開いても心震わす珠玉の名言が連なる。
    「いかに生きるか」「試練を越える」「日々前進する」「自分を育てる」「利他に生きる」「道をひらく」の6章から成る本書は、1章から読み通すことで「運命を拓く言葉の重さ」や、本シリーズが伝えてきた「人は何のために生きるのか」といった人生の真理に触れることができる。
    いつも手元に置き、繰り返し読める書として通勤通学のお供や、プレゼントにもおすすめ。
    収められた190の金言の中から、人生の糧となる言葉に出合っていただきたい。

    <目次>
    第一章 いかに生きるか
    第二章 試練を越える
    第三章 日々前進する
    第四章 自分を育てる
    第五章 利他に生きる
    第六章 道をひらく
  • 森信三の生き方信條
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    森信三の生き方信條

    寺田一清

    1,540円(税込)

    今年、没後20年となる国民教育の師父・森信三師。
    その著書『修身教授録』は10万部を超えるロングベストセラーとなり、師を慕う人は後を絶たない。
    本書は、その森師の直弟子として27年間仕えた著者が、師の人生観から日常生活まで、師にまつわる様々なエピソードをまとめた1冊。
    師の著作からは窺い知ることのできない、実像が浮かび上がってくる。
    生涯を実践に徹した師らしく、日々の生活そのものの中に哲学があり、食事の仕方やビールのつぎ方にまでこだわりがあった。
    一方、美術や音楽を楽しむなど、心豊かに生きた師の姿が見えてくる。
    また、本書では、優先順位3原則や仕事の黄金律、現場再建の3原則など、森教学のポイントも随所に紹介されているため、師の教えの理解に役立つ。
    森師の生き方信條を通じて、二度とない人生をよりよく生きる要諦を掴んでいただきたい。

    <目次>
    第一章  大宇宙生命
    第二章  真理と学問
    第三章  人間参究
    第四章  道と実践
    第五章  教育実践
    第六章  美と静観
    第七章  日常生活
    第八章  二十一世紀の祈念
  • 一流たちの金言2
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    一流たちの金言2

    藤尾秀昭(監修)

    1,320円(税込)

    アマゾンで総合2位となった『一流たちの金言』。
    本シリーズは『致知』33年(当時)の歴史の中から特に反響の大きかった記事を厳選した、人気の「人間力メルマガ」から誕生したものである。
    待望の第2弾となる今回は20の感動実話を収録。
    グリコ創業者江崎氏と松下幸之助氏の話では、後継者として育成中の息子を突然失った高齢の江崎氏を松下氏が激励。
    応援を誓い、生涯協力し続けた松下氏と、それに応え晩年まで経営者として生きた江崎氏との友情秘話が紹介されている。
    また、大戦末期の「特攻ほがらか隊」の逸話も印象深い。
    明るく笑いの絶えない隊として地元住民に愛された特攻隊員が、出撃前夜に竹林の中で「お母さん、お母さん」と泣きながら日本刀を振り回していたという話は読む者の心に迫るものがある。
    生きる勇気が湧いてくる感動の1冊。
    人間讃歌の金言の数々をぜひ味読いただきたい。

    <目次>
    第一章 生きる誓い
    第二章 ひたむきな心
    第三章 仕事にかける
    第四章 母の力
    第五章 命の輝き
  • 小さな人生論5
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    小さな人生論5

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    本誌の「特集総リード」を編集してまとめた『小さな人生論』が初めて刊行されたのは平成15年9月。
    以来、読者の反響を呼び累計30万部を突破した人気シリーズの完結編がいよいよ発売となった。
    『致知』2011年11月号までの総リードが収録された本書は、「人生に処する知恵」「一道をひらくもの」「一念を鍛える」「立命への道標」「先人の示す道」「長たる者の要諦」から成る全6章で構成。
    一貫して「人は何のために生きるのか」を問うている当シリーズだが、今作は震災に関する話も多く、そのメッセージ性はさらに強まっている。
    特に「新生」「試練を越える」のテーマでは、“最も暗い時代も希望を持とう”や“天はその人の魂を磨き、人格をさらに成長させるために試練を与える”といった苦難の中にある人々の支えとなる言葉が溢れる。
    さらに、松下幸之助、稲盛和夫、野間清治といった名経営者の心構えが分かる「人生は心一つの置きどころ」や、奇跡的にホテルを再建させた3つの法則を紹介する「発展繁栄の法則」などが掲載され、仕事における要諦も説かれている。
    人間力、仕事力を高める人間学のエッセンスが160ページに凝縮された1冊。
    古典や先人の名言も多数紹介される本書から、人生をよりよく生きるヒントを掴みたい。

    <目次>
    第一章 人生に処する知恵
    第二章 一道をひらくもの
    第三章 一念を鍛える
    第四章 立命への道標
    第五章 先人の示す道
    第六章 長たる者の要諦
  • 人生に活かす老子
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    人生に活かす老子

    井出元

    1,760円(税込)

    二千数百年前に成立したといわれる『老子』は、人々に読み継がれ、禅をはじめ日本の伝統文化・精神にも多大な影響を及ぼしてきた。
    本書は、長年研究に携わってきた著者が、『老子』が本当に伝えたかった生き方のヒントを明らかにする。
    また、「山間で静養しつつ、心の平安を求めるのではなく、戦乱で明け暮れる現実社会に身を置き、悠然と生き抜いて真の勝者となる秘訣」は現代にも大いに役立つ。
    「もっと穏やかに」「もっと豊かに」「もっと自然に」「もっと自由に」「もっと謙虚に」をテーマとした全5章を通読していくうちに、老子が理想とする「水」のような生き方が次第に見えてくる。
    柔軟な心をもって、あらゆる現実に自然に対応していく力。
    震災や不況など先の見えない不安な現代社会だからこそ、こうした力を養うことで、逞しく生きていけるのではないだろうか。
    先人の叡知によって、新たな境地に到達したい。

    <目次>
    序   和をもって人生を歩む
    第一章 「真実の道」を生きる――もっと穏やかに
    第二章 心の平和を保つ
    第三章 よりよい社会を築く知恵――もっと自然に
    第四章 運命・境遇を受け入れて生きる――もっと自由に
    第五章 「人生の達人」をめざす――もっと謙虚に
    あとがき 老子の人となり
  • 「修養」のすすめ
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    「修養」のすすめ

    渡部昇一

    1,650円(税込)

    知の巨人と称される渡部氏は先人の教えや、その生き方をどのようにして身につけてきたのか。
    本書は、数々の先人の中でも氏にとって特別な4人が語られる貴重な1冊である。
    1講では目標を達成する上で「自己修養」の必要性を論じた新渡戸稲造、2講では「天は自ら助くるものを助く」と説いた『自助論』が世界的ベストセラーとなったスマイルズを紹介。
    3講では医学的見地から精神世界の存在を示し、人間の大きな可能性を示唆したカレル、4講では講談社を創業し、修養の存在を大衆に根づかせた野間清治を取り上げる。
    さらに最終講では、渡部氏自身の修養法が紹介される。
    幼少期から培ってきた読書術や大学での時間活用法など、逆境を好転させ、願望を現実にしてきた、圧倒的な「内発的努力に基づく修養法」がありのままに綴られる。
    先人の修養法に学び、糧としてきた渡部氏から、強く賢く生きるコツを掴みたい。

    <目次>
    第一講 新渡戸稲造の「修養」に学ぶ
    第二講 スマイルズの「自助論」に学ぶ
    第三講 アレキス・カレル「人間この未知なるもの」
    第四講 野間清治に学ぶ「己を修める生き方」
    第五講 私の自己修養法
  • 「西郷南洲手抄言志録」を読む
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    「西郷南洲手抄言志録」を読む

    渡邉五郎三郎

    1,320円(税込)

    西郷南洲(隆盛)が自ら編纂し、生涯にわたって心の糧としてきた名言集が残っている。
    『西郷南洲手抄言志録』と呼ばれる1冊は、佐藤一斎の『言志四録』から、「一燈を提げて暗夜を行く」など、西郷が特に心に響いた101の言葉を厳選したものだ。
    本書は、その『西郷南洲手抄言志録』について、今年(平成22年)92歳になる渡邉氏が渾身の思いを込めた書き下ろしである。
    旧士族の家に生まれて幼少の頃から西郷の教えに触れ、その生き方を範としてきた氏の解説からは、西郷がいかにして人間的器量を磨き上げていったかが伝わってくる。
    また、それぞれの言葉に関連した『南洲翁遺訓』や『論語』等の古典、渡邉氏が薫陶を受けた安岡正篤師の寸言なども紹介され、人間学の学びを深められるようになっている。
    数々の逆境を乗り越えた西郷の原点ともいえる名言を通じて、人間的器量を養う要諦を掴んでいただきたい。

    <目次>
    第一章 言志録
    第二章 言志後録
    第三章 言志晩録
    第四章 言志耋録
  • 安岡正篤 立命への道
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    安岡正篤 立命への道

    神渡良平

    1,650円(税込)

    碩学・安岡正篤師は、敗戦によって焼け野原と化した祖国の惨状を見て、
    「いまはもう誰も振り返らなくなり絶えてしまった聖賢の学問を、
     いまこそ引き継いで蘇らせ、日本人の真の主体性を確立しなければならない」
    と決意した。
    それは「迂遠のようであるけれども、一からやっていくしかない」
    と自覚することだった、という。

    安岡師の決意から66年、本書には安岡師の言葉や書物と出合い、
    自らを奮起させ、主体的に生きていく人々のドラマが描かれる。
    経営者や政治家、あるいは自然農法実践家から市井の人々まで、
    全25編にわたって紡ぎ出される感動のドラマと、
    安岡師の著作から紐解かれる名句、名文の数々が惜しげもなく披露されている。

    東日本大震災を契機として、安岡師が敗戦の焦土を前に決意したものを
    再検証するとともに、いまも人々を惹きつけ続ける安岡師の魅力を
    明らかにしようとする意欲作である。

    目次


    プロローグ 現実生活をリードする東洋の叡智
    第1章 安岡正篤 立命への道
    第2章 安岡正篤に啓発された人々
    第3章 人生の師父安岡正篤
    第4章 東洋の叡智と安岡正篤
    第5章 安岡正篤の慧(けい)眼
    エピローグ
  • 教育勅語の真実
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    教育勅語の真実

    伊藤哲夫

    1,540円(税込)

    近代的発展の幕開けたる明治初期。
    光り輝く一面の陰で、西洋文明が一気に流入したことによって、
    伝統的価値観や倫理観が喪失される恐れがあった。
    その危機を救うためにつくられたのが、「教育勅語」である。

    作成の中核を担ったのは、明治天皇の御心を汲んだ、
    官僚井上毅と天皇の側近元田永孚。
    政治色や宗教色を排し、上からの押しつけではなく、
    古来「徳」によって統治してきた天皇にふさわしい言葉は何か。
    道徳教育を立て直すため、心血を注いだ作業が進行した。

    本書は、このような誕生における感動実話を中心に、
    教育勅語の果たした役割や現代的な意義など、
    礼賛でも批判でもなく、教育勅語の本当の姿を明らかにする、画期的な内容となっている。

    今回の大震災に見られたような日本人の美徳の源ともいえる
    教育勅語の精神にふれることで、日本人としてのよきDNAが目覚めてくるに違いない。

    目次


    はじめに
    第一章 なぜ「教育勅語」が求められたのか
    第二章 井上毅という人物
    第三章 こうして「教育勅語」案は起草された――その誕生物語――
    第四章 「教育勅語」が果たした役割
    第五章 現代日本人にとっての「教育勅語」
  • 心に響く小さな5つの物語 II
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    心に響く小さな5つの物語 II

    藤尾秀昭・文/片岡鶴太郎・画

    1,047円(税込)

    小学生から90歳代の方まで反響が及んだ
    『心に響く小さな5つの物語』の待望の第2弾。

    「心願に生きる」「感動・笑・夢」「幸福論」「歴史創新」
    「命の炎を燃やして生きる」という今回の5つの感動実話は、
    さまざまな試練や苦難に見舞われながらも、
    人生を切りひらいていった人物らが主人公となっている。

    次々と難病に襲われた作家・三浦綾子氏、事業の失敗や
    度重なる落選を経験したリンカーン、
    戦争中に両足を切断せざるをえなかった禅師など、
    人生を恨みたくなるような状況から立ち上がっていった
    人間のリアルな生き方がそこにはある。

    事の大小があるとはいえ、誰にでも、逃げたくなるような苦しい時が訪れる。
    そんな時にどうするか。
    本書にはそのヒントがある。

    心に深く響いてくる5編に、片岡鶴太郎氏の美しい画が添えられ、
    何度読み返しても、その都度新鮮な感動が得られる1冊である。

    目次


    第一話 心願に生きる
    第二話 感動・笑・夢
    第三話 幸福論
    第四話 歴史創新
    第五話 命の炎を燃やして生きる
  • ストーリーで語る強い会社の創り方
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    ストーリーで語る強い会社の創り方

    柴山文夫

    1,540円(税込)

    著者は福岡で冠婚葬祭ビジネスを展開する株式会社ラックの社長。
    実はこの会社は結婚式場において稼働率日本一を誇るが、
    本書ではその秘策となる若手コーチングとマーケティング手法が
    余すところなく紹介されている。

    社員の7割が女性で、そのほとんどが3~5年で退社をしていくなか、
    17年間、月に約7回、社長が直接若手社員に行ってきたコーチングは、
    いまや社外から見学者が集うほど注目を集めている。
    また、高いリピート率をもたらすマーケティングについても具体例が20も公開される。

    毎朝2時から4時には起き、驚異的に仕事をこなす著者だが、
    本書では「社員に約束している20か条」や自らも実践する
    「30の良い習慣」を公開。

    その他にも会社を経営する上での多くの“法則”がちりばめられ、
    たとえ業種は異なっても参考にすべき点は多い。
    熱意溢れる本書を読めば、モチベーションが高まるはずだ。

    目次


    第一章 質の高い会社とは何か
    第二章 現場力が会社を強くする
    第三章 若手社員コーチングでこんなに会社が強くなる
    第四章 式場稼働率日本一を生み出すブライダルマーケティング
    第五章 新しい葬儀ビジネスとマーケティング
  • 国民の覚悟
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    国民の覚悟

    中西輝政

    1,650円(税込)

    本書は日本を代表する国際政治学者が、
    この国に迫る危機を前に、その打開策や日本人としての心のあり方を講じる1冊である。

    日本経済をゆるがす金融危機、尖閣事件を始めとした近隣諸国との領土問題、
    インテリジェンスの脆弱さから予想される国家の衰亡。
    震災後の菅政権のお粗末な対応を見るにつけ、
    これらの危機管理の甘さは「真のリーダーの不在」が最も大きな要因であると著者はいう。
    このような問題に対し、本来、リーダーはどうあるべきか。

    本書では、その答えをチャーチルや吉田松陰といった危機を乗り越えてきた
    リーダーに求め、「現場に判断を任せ、最後の責任は自分が取る」という
    「覚悟」を持ったリーダーの必要性を説いている。
    そして、そのようなリーダーは国民がともに
    危機を乗り越えようと覚悟した時にこそ生まれると明言。

    われわれ国民としても新たな一歩を踏み出すために読んでおきたい。

    目次


    第一章 大地震と日本の劣化 ~菅政権の政治力を検証する~
    第二章 これからやってくる本当の危機
    第三章 危機に強いリーダーの条件
    第四章 国を支え、守るインテリジェンスの力
    第五章 日本甦りへの道
    第六章 出でよ! 新しい日本人
  • 体温を上げる料理教室
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    体温を上げる料理教室

    若杉友子

    1,540円(税込)

    貧血、冷え性、便秘症、低血圧症、花粉症、アトピー……。
    食料は豊富であるにもかかわらず、昨今体の不調に悩む人は多い。

    “病気の原因は食歴(いままで何を食べてきたか)にある”と説く著者自身、
    食生活を改善することで真の健康を手に入れてきた。

    70歳を過ぎても、メガネなしで新聞も読み、
    スクワットも70回はできるほど元気。
    陰陽に基づく正しい食事を伝える著者の料理教室は、
    自然や先人の知恵に習うことで心身とも健康になれると評判を呼び、
    全国から人が押し寄せる。

    さらに著者は、現代栄養学では減塩が推奨されるが、
    陽性の塩が少なくなると体は虚弱化するなど、
    間違った食の常識に警鐘を鳴らす。

    本書を読むと、何をどのように食べればいいのかが自然に分かってくる。
    食材の良し悪しが一覧できる陰陽表も付録にあり、楽しい。

    本物の健康を手に入れ、幸福な人生を歩みたい。

    目次


    プロローグ あなたの「食歴」は大丈夫?
    第一章 間違った食の常識が病気を作る
    第二章 陰陽を学ぶ体質を変える
    第三章 先人が教える食養の知恵
    第四章 食べていいもの悪いもの~健康に生きるための食事の工夫
    エピローグ 温故知新~伝統の食文化に則った生き方が日本人を元気にする
  • ありがとう 生きること そのすばらしさ
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    ありがとう 生きること そのすばらしさ

    大津秀一

    1,320円(税込)

    これまで1000人以上の死を見届けてきた終末期医療の専門家が、
    今回は特に10代にも分かりやすいようにと平易に人間の死を説く。

    著者も幼少の頃は身体が弱く生死の境を経験したこと。
    また、いじめを苦に自殺する10代を憂い、自身のいじめられた経験も告白。
    実体験をもとに様々な視点で死が語られる。

    現役の医師だけに、病院内での事例も豊富だ。
    中でも、「トラウマになるから」という理由で
    親の死に目に子供をあわせない昨今の大人に対しては警鐘が鳴らされる。

    本作を読んだ親子からはこのような感想があった。
    「苦しみを許容して応援してくれる本だと思います」(高校3年・娘)
    「母親から子供へそっと贈りたい本です」(母)

    死について考えるからこそ生が輝きを増す。
    よりよく生きるために手に取りたい本である。

    目次


    第一章 自分が死ぬと思ったことはありますか
    第二章 こんな時はまだ死ぬ時ではない
    第三章 どうやって死を学ぶべきなのか
    第四章 死ぬことから生きることを考える
  • 日本人の気概
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    日本人の気概

    中條高徳

    1,540円(税込)

    戦争や大災害等、これまで幾多の国難に見舞われてきた日本。
    しかし、その都度日本人は美質を発揮し、危機を乗り越え、奇蹟の復興を遂げてきた。

    本書は、本誌好評連載「巻頭の言葉」から、日本人本来のDNAを呼び覚ます20編を厳選し、
    「美徳ある生き方」「誇りをなくした日本人」「先人に学ぶ」
    「歴史を忘れた民族は滅びる」の4つの章にまとめた。

    大きな反響を呼んだ「おやじの弁当」「おふくろのおしめ」といった
    感動エピソードも収録されている。

    陸軍士官学校生として先の戦争を体験し、
    戦後は企業戦士として猛烈に働き抜いた著者。
    84歳(当時)の憂国の志士が、この度の大震災により
    新たな国難に襲われた現代人に渾身のメッセージをおくる。

    魂を揺さぶられる言葉の数々に、血がたぎり日本人としての自覚がふつふつと蘇る。

    目次


    プロローグ 日本民族どっこい生きていた
    第一章   美徳ある生き方
    第二章   誇りをなくした日本人
    第三章   先人に学ぶ
    第四章   歴史を忘れた民族は滅びる
    エピローグ 感性が理性を超克する瞬間 ICU(集中治療室)から消えた男の物語
  • 生き方の流儀
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    生き方の流儀

    渡部昇一,米長邦雄

    1,760円(税込)

    上智大学名誉教授の渡部昇一氏、そして日本将棋連盟会長の米長邦雄氏。
    2人は17年前に1冊の対談本を弊社より出版している。
    当時、米長氏は50歳で名人位を獲得。社会的にも話題になり、その直後の刊行だった。

    それ以降もよりよき人生を築き上げ、70代は60代の延長、
    80代は70代の延長と淡々と語る渡部氏と、
    70歳でピークを迎えるべく人生設計を立ててこられた米長氏。
    本書は、いまや生き方名人の域に達した感のある両氏による出色の人生論である。

    「一歩抜きん出る人の仕事の流儀」「青少年期の過ごし方」
    「いかにして財を為すか」「家庭の流儀」「老・病・死に対して」など、
    人生経験豊富な2人だけに、話題は人生の要所を押さえ多岐にわたる。
    特に蓄財の流儀や互いに3人の子を育ててきたその考え方は新鮮で学ぶものが多い。

    幸運の舞い降りる人生を歩むために、本書でその要諦を掴みたい。

    目次


    第1章 『人間における運の研究』その後
    第2章 生涯現役の人たちの共通項
    第3章 若くして学べば壮にして成すあり~青少年期の過ごし方~
    第4章 一歩抜きんでる人の仕事の流儀
    第5章 いかにして財を為すか
    第6章 夫婦のあり方~家庭の流儀~
    第7章 老・病・死に対して~老いの流儀~
    第8章 一流への流儀
  • 森信三小伝
    本
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    森信三小伝

    寺田一清(編著)

    1,430円(税込)

    「人生二度なし」「真理は現実の唯中にあり」など、人生の真理を説かれた森信三師。
    本書には“国民教育の師父”と称えられる師の97年にわたる生涯が記されている。

    そこには養子、貧困による進学断念、倒産、家族の死など、壮絶な一生がある。
    満州の大学に赴任した際には、終戦の動乱に巻き込まれて行き場を失い、
    零下27度の中、死をも覚悟したという。

    こうした艱難辛苦が続く日々にあっても、
    師は、自分の身にふりかかることをすべて「天意」として受け入れ、
    信念をもって、深い人生を歩まれた。

    本書は、長年身近で森師に師事してきた著者が、
    師の自伝をもとに逝去までを加筆。
    その全生涯が網羅されている。
    巻末には年譜も付記。

    また、師の言葉も多数紹介され、その人生とともに味わうと、
    より真実味をもって迫ってくる。
    いま、厳しい現実を乗り越えた師の生き方に学ぶ意義は大きい。

    目次


    1 心に刻んだ自銘の句
    2 複雑な生い立ち
    3 小学校時代の思い出
    4 愛知第一師範に入学/第一修学期
    5 広島高師へ進む/第二修学期
    6 京都大学哲学科に入学/第三修学期
    7 学問・人生観に開眼した大阪時代
    8 辛酸忍苦から味わった建国大学時代
    9 命からがら祖国へ
    10 浪々七年
    11 神戸大学教授に就任
    12 旅から旅へ教育行脚
    13 全集二十五巻の刊行を発表
    14 『幻の講話』の執筆に取りかかる
    15 「実践人の家」の誕生
    16 「全一学」の提唱
    17 八十五歳の大患
    18 「新全集」の刊行
    19 いのちは永遠に
    年譜
  • 運命を創る
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    運命を創る

    森信三

    1,320円(税込)

    国民教育の師父と謳われた森信三師の『修身教授録』。

    戦前の師範学校における師の修身科の授業を再現した不朽の名著は、
    昭和15年の旧版発行以来、学生から経営者まであらゆる立場、
    あらゆる年齢層に読み継がれてきた。
    座右の書に挙げる読者も多く、正真正銘のロングセラーである。

    本書は、平成元年に弊社が復刻した500ページを超える新版の
    全79回にわたる授業から10講を厳選し、読みやすく再編集したダイジェスト版である。
    「人生二度なし」「最善観」等の人生哲学から
    「仕事の処理」「読書」等の実践哲学まで、師の教えの真髄が並ぶ。

    迷い多き人生をいかに生きるべきか、生きるための原理原則が懇切丁寧に示されている。

    目次


    1 人間と生まれて
    2 志学
    3 読書
    4 仕事の処理
    5 三十年
    6 下坐行
    7 最善観
    8 世の中は正直
    9 敬について
    10 人生二度なし
  • 「中庸」に学ぶ
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    「中庸」に学ぶ

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    『中庸』は孔子の孫である子思によってまとめられた書物である。
    『論語』『大学』『孟子』とともに「四書」の一つに数えられ、
    儒教の本筋を学ぶことができるテキストとして、
    特に中国宋代の儒学者である朱子によって重要視されてきた。

    本書では安岡正篤師の高弟である著者が、
    『中庸』の中でも特にポイントとなる章を抽出。
    『中庸』を読むと「声なき声が聞こえ、形なき形が見えるようになり、
    ものの真価が分かるようになる」といわれるが、その真髄を丁寧に解説される。

    「『自分はどのような性(特質、個性、使命)を天から与えられているか』
     これを知り、自覚することが、実は人が生きていくうえで、
     とても大切なことなのです」

    人間としてあるべき道を説く古典の中の古典といわれる
    『中庸』を学ぶには貴重な一書である。
    96歳(当時)の古典の鉄人が語る貴重な講演録をじっくりと味わいたい。

    目次


    第1講 天の道を学ぶ
    第2講 誠を貫く
    第3講 至誠をもって生きる
    第4講 君子の道を知る
  • 人間観の覚醒 新装改訂版
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    人間観の覚醒 新装改訂版

    芳村思風

    2,200円(税込)

    人間の進化の実現を目的に、理性を中心とした近代の人間観を批判し、
    感性を人間の本質とする考え方を提唱するのが、
    著者が確立した感性論哲学である。

    今回、出版された『人間の格』と『人間の境涯』は、
    旧題『人間の格』という1冊に収められていた講演録である。
    また、『人間観の覚醒』は、旧題『人間観の革正』の新装改訂版である。

    『人間の境涯』の境涯とは、その人の人格がどの程度まで
    成長しているかを表すものであり、
    本の中ではその成長が段階的に示される。

    また、その境涯を極めるためには人格を磨く努力を行う必要があるが、
    その実践論が『人間の格』である。
    さらに『人間観の覚醒』では
    「何のために生きるのか」という根源的な問いが発せられ、
    まったく新しい感性的な生き方が展開される。

    経営者を中心に全国から引きも切らず講演が依頼される著者の
    思想のエッセンスが詰まったシリーズである。

    芳村思風 感性論哲学シリーズ三部作セット
    (『人間の格』『人間の境涯』『人間観の覚醒』)はこちら




    目次


    第一章 脱近代の理念
    第二章 脱近代の人間性
    第三章 感性の本質と構造の働き
    第四章 感性が肉体と精神を創造する
    第五章 感性と宇宙
  • 人間の境涯 新装改訂版
    本
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    人間の境涯 新装改訂版

    芳村思風

    2,200円(税込)

    人間の進化の実現を目的に、理性を中心とした近代の人間観を批判し、
    感性を人間の本質とする考え方を提唱するのが、著者が確立した感性論哲学である。

    今回、出版された『人間の格』と『人間の境涯』は、
    旧題『人間の格』という1冊に収められていた講演録である。
    また、『人間観の覚醒』は、旧題『人間観の革正』の新装改訂版である。

    『人間の境涯』の境涯とは、その人の人格がどの程度まで
    成長しているかを表すものであり、本の中ではその成長が段階的に示される。
    また、その境涯を極めるためには人格を磨く努力を行う必要があるが、
    その実践論が『人間の格』である。

    さらに『人間観の覚醒』では「何のために生きるのか」という根源的な問いが発せられ、
    まったく新しい感性的な生き方が展開される。

    経営者を中心に全国から引きも切らず講演が依頼される
    著者の思想のエッセンスが詰まったシリーズである。

    芳村思風 感性論哲学シリーズ三部作セット
    (『人間の格』『人間の境涯』『人間観の覚醒』)はこちら


    目次


    第一章  自我と自己
    第二章 人称的自我の世界
    第三章 理念的自我の世界
    第四章 境涯の最高の姿
  • 親子で楽しむ 短歌・俳句塾
    本
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    親子で楽しむ 短歌・俳句塾

    岩越豊雄

    1,540円(税込)

    新しい学習指導要領に「伝統的な言語文化に関する事項」が追加され、
    短歌・俳句についての項目も入る。
    その目的は子供たちの豊かな心を育てることにあるという。

    本書は寺子屋式の塾を主宰する著者が、
    これまでの経験をもとに短歌・俳句の指導の実践をまとめた1冊。

    その特徴は、同じテーマで詠まれた短歌と俳句を一緒に学ぶところにある。
    共通点や違いを考えることで、内容の理解をより深められるだけでなく、
    イメージ力や思考力を養うことができるという。

    学校の年度に合わせて4月から3月まで、季節の移り変わりを実感しながら学べるよう、
    週に一句一首、合計50組を紹介、解説が加えられている。
    「万葉集」「古今和歌集」、芭蕉、一茶などの代表的な名歌名句が並び、
    情感を育む美しい言葉に溢れている。
    本書をテキストに、新年度、短歌・俳句の世界に親しんでみてはいかがだろうか。

    目次


    四月(卯月)
    五月(皐月)
    六月(水無月)
    七月(文月)
    八月(葉月)
    九月(長月)
    十月(神無月)
    十一月(霜月)
    十二月(師走)
    一月(睦月)
    二月(如月)
    三月(弥生)
  • 安岡正篤 心に残る言葉
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    安岡正篤 心に残る言葉

    藤尾秀昭

    1,320円(税込)

    大正から昭和にかけて歴代首相や多くの財界人から人生の師と仰がれた碩学・安岡正篤師。
    本書は、昨年行われた「安岡教学に学ぶ一日セミナー」での
    著者の講演録を編纂したものである。

    『致知』の編集発行人として、長年にわたり安岡師の著書の出版に携わってきた著者の言葉は、
    安岡教学のエッセンスをとらえながらも、実に平易明快。

    本書は、師の残された言葉を中心に、安岡教学の真髄に迫る。
    それは一言でいえば、“一隅を照らす”人間になることだという。
    何も自分の周りを照らすのではなく、その場になくてはならぬ人になるということである。

    それは、日々仕事や人生に真剣に打ち込むことによってのみ成し得るものだと、著者は語る。

    安岡教学の手引書ともいえる本書から師の真の活学を掴み取り、
    人生を歩む上での糧としたい。
    また、師の人間像をより深く知ることのできる巻末の年譜も興味深い。

    目次


    第1章 今ここに生きる
    第2章 先哲に学ぶ
    第3章 人間を磨く
    第4章 一燈をともす
    安岡正篤先生 年譜
  • 照心講座
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    照心講座

    安岡正篤

    1,760円(税込)

    『活学講座』『洗心講座』に続く「安岡正篤人間学講話」の第3弾。

    安岡教学の骨格をなす講義の中から、
    今回は王陽明、中江藤樹、熊沢蕃山に加えて、
    儒教や禅、さらには『三国志』に至るまで、
    人間学の源流ともいえる数々の教えが安岡師によって光をあてられている。

    特に今回は、本書のもととなった「先哲講座」の
    第一回目(昭和26年)から世話人を務められた、
    論語普及会学監の伊與田覺氏による
    「先哲講座の回顧」と題する貴重な一文が添えられる。

    講座が誕生するまでの知られざるエピソードや、
    参学者で会場が溢れかえった第一回目の開催の様子など
    興味深い内容となっている。

    終戦直後、安岡師に登壇を求めたかつての道心堅固な青年たちの思いが、
    いま新たな装いをもって蘇る。
    古賢先哲から安岡師、そして現代へと道縁を繋ぐ価値ある一書である。

    目次


    王陽明の人と学
    陰?の勧め
    青年哲人文中子
    三国志と青年
    儒教と禅
    藤樹と蕃山先生と今後の学問
  • プロの条件
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    プロの条件

    藤尾秀昭(文)

    1,047円(税込)

    好評書籍『心に響く小さな5つの物語』の姉妹篇が誕生した。
    これまでの本誌特集前書きから、「プロの条件」「信念の力」など、
    特に仕事の心構えに関する5編を厳選。
    80ページというコンパクトさに加え、
    活字が大きいため、大変読みやすい仕上がりになっている。

    「働くことを通じてその道のプロになることはもちろん、
    人生のプロフェッショナルになってほしい」
    という著者の願いが込められ、
    プロとアマの違い、仕事を成就するために欠かせないもの、
    人生をひらく鍵など、一生の糧になる内容となっている。

    各章には話題の書道家・武田双雲氏による力強い書も添えられ、
    本書のよさをさらに引き出している。

    百聞は「一読」にしかず。
    これまでにない感動のエネルギーを体感していただきたい。
    仕事・人生のプロになるための手引き書となる1冊。

    目次


    第一章 プロの条件
    第二章 熱意・誠意・創意
    第三章 信念の力
    第四章 自らに勝つ者は強し
    第五章 人生をひらく
  • 子供が育つ「論語」
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    子供が育つ「論語」

    瀬戸謙介

    1,540円(税込)

    2500年間、読み継がれてきた『論語』。
    昨今、子供の発育によいとして、『論語』を学ぶブームが起きているが、
    空手師範である著者は、30年も前から『論語』や武士道を塾生に教えてきた。

    本書は、前作『子供が喜ぶ「論語」』同様、
    『論語』の授業部分を臨場感をもって再現。

    「君子になることが人生の目標」と説く著者が、
    いじめや引きこもり等の身近な問題から、
    尖閣諸島等の社会問題まで引き合いに出しながら、
    『論語』の言葉を解説している。

    その内容は、大人の心にも十分響く質の高いものであるが、
    子供たちも熱心に耳を傾ける。
    授業を通して志に目覚め、学校の勉強に対しても意欲が湧くようになり、
    自然と成績も上がっていくという。

    子供の頃にこのような授業を受けられたら人生が変わっていただろう、
    と心底思わせる魅力がある。
    孔子が真に伝えたかった教えを堪能し、人間力を養っていただきたい。

    目次


    第1章  人生の指針を立てよう
    第2章  人間としての正道を歩もう
    第3章  正しい判断を身につけよう
    第4章  本物の勇気を持った人間になろう
  • 子々孫々に語りつぎたい日本の歴史2
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    子々孫々に語りつぎたい日本の歴史2

    中條高徳,渡部昇一

    1,650円(税込)

    尖閣諸島沖で勃発した中国漁船衝突事件。
    度重なる中国の威圧的な態度に対して、
    日本の政治家の対応は弱腰との批判が集中した。

    一体、日本の政治家はなぜ弱腰で、本来どのような行動をとるべきだったのか。
    もし改めてそう問われるようなことがあったとしたら、
    果たして自信をもって解答することはできるだろうか。

    中條氏は「歴史を忘れた民族は滅びる」という。
    正しい歴史認識こそが現代を見る眼と、
    「子々孫々」に語れるだけの見識を養うのだ。

    本書では民主党政権の内幕や戦後処理の問題点が語られる。
    さらに、神話の時代から連綿と続く天皇家の歴史もテーマとされているのが
    1作目とは異なる点である。

    それでも2万部を超えた前作同様、
    「この国の素晴らしさを伝えなければならない」という
    著者らの使命感は変わらない。
    日本人としての自信と誇りの源流を理解することのできる貴重な1冊である。

    目次


    プロローグ 一身にして三生を経た者として
    第1章 明治維新以来の危機に立つ日本
    第2章 何が日本人を堕落させたのか
    第3章 勝者の書いた歴史に騙されるな
    第4章 日本人よ、民族の誇りを取り戻せ
    エピローグ 誉れ高き日本の姿を子々孫々まで語りつぎたい
  • 洗心講座
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    洗心講座

    安岡正篤

    1,980円(税込)

    『活学講座』に続く「安岡正篤人間学講話」第2弾。

    今回は『中庸』『老子』『言志四録』『小学』という
    古典に関する講義を厳選した。

    「古典を読むと、現代がはっきりするのです」
    と説かれているように、古典を単なる学問研究の対象ではなく、
    現実を生きる指針として捉える。

    しかしそのためには、ある程度の教養が不可欠という。
    その点、本書では安岡師の解釈を通じて古典の神髄に触れられるため、
    日々の生活に生かしやすい。

    師が若き愛弟子たちの将来のため、精魂込めて語った講義録は、
    人生の要諦に満ちている。

    さらに、現代の我々の理解を深めるため、
    前作同様、郷学研修所所長による「解説」や「大意」を追記。
    これまで安岡教学に縁のなかった諸氏にも手にとっていただきやすくなった。

    人類の叡知として読み継がれてきた古典を味読するには最適の1冊。

    目次


    『中庸』章句に学ぶ
    『老子』と現代
    『言志四録』と人生
    『小学』の読み直し
  • 活学講座
    本
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    活学講座

    安岡正篤

    1,760円(税込)

    本書のそもそもの成り立ちは、昭和26年、安岡師を慕う若き同志が集い、
    師に講義を求めたことに始まる。

    師は目下の様相にいたずらに焦燥することなく、
    自己の安心立命を求める真の学問に徹するのが先決とされ、
    自らの命名による「先哲講座」が大阪で開講された。

    その内容が「当時物心両面の世話人として盟約を固めた
    道心堅固な青年(24歳~34歳)10名」によって
    まとめられたものが元となっており、
    本書はその中から現代に生きる我々にも
    ダイレクトに響いてくる10講を精選したものである。

    「学問は人間を変える」「東西の学問は一致する」
    「明治維新と青年の学問」「人間哲学要語集」「相と運と学」
    「古今の大臣」「人造りと国造り」といった内容には、
    安岡師の「本当の自分を作るために学ぶのだ」という思いが溢れている。

    安岡正篤人間学の中枢となる10講を深く味わいたい。

    目次


    学問は人間を変える
    道理について
    東西の学問は一致する
    明治維新と青年の学問
    人間哲学要語集
    相と運と学
    虎の巻秘語
    啾啾吟
    古今の大臣
    人造りと国造り
  • 人間を磨く
    本
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    人間を磨く

    安岡正篤

    1,650円(税込)

    安岡正篤師が主宰した全国師友協会の機関誌『師と友』。

    本書は、その『師と友』で創刊(昭和24年9月)から
    休刊(同59年3月)までの35年間、
    安岡師が書き下ろした巻頭言を厳選したものである。

    86歳で逝去するまで、まさに心血を注ぎ続けた名文の数々は、
    何度読み返しても味わい深いものがある。

    「人生を味わう」「人間の根本」「人生を活学する」
    「先賢の箴言に学ぶ」「自己を深める」「心に刻みたい金言」と章分けされ、
    その時々の安岡師のものの見方、考え方を理解することができる。

    安岡師は言う。
    「生きた悟り、心に閃く本当の智恵、
    あるいは力強い実践力・行動力というようなものは、
    長ったらしい文章などによって得られるものではない。
    極めて要約された片言隻句によって悟るのであります」

    古今東西の先賢の言葉を渉猟し続けた安岡師の
    人間学の一つの到達点がここにある。

    目次


    第一部 自己を深める
     第一章 人生を味わう
     第二章 人間の根本
     第三章 人生を活学する
     第四章 先賢の箴言に学ぶ
     第五章 自己を深める
    第二部 人間を磨く
     第六章 心に刻みたい金言―1
     第七章 心に刻みたい金言―2
  • 吉田松陰
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    吉田松陰

    川口雅昭

    2,200円(税込)

    18歳の頃から約40年にわたり、吉田松陰研究に携わってきた著者がおくる
    評伝の決定版である。

    膨大な資料を元に書き下ろされた原稿にフィクションの要素は一切なく、
    偉大なる志士の足跡を辿るとともに人間くささも感じ取ることができる。
    特に史料の部分についての現代語訳は非常に読みやすく感動を呼び起こす。

    その一例として、高杉晋作からの
    「立派な、心ある男子が死ぬべきところとはどんなものでしょうか」
    という問いに対する松陰の答えは特筆すべきものがある。

    「死は好むべきではない。また、厭うべきことでもない。
    行うべきことは全て行い、もう行うべきことが尽きて、
    心が安らかである状態。これが死すべきところである」

    本書を読み、一人でも多くの志ある人物が現われることを祈りたい。

    目次


    第一章  兵学者・吉田松陰の誕生
    第二章  亡命の波紋
    第三章 米国艦隊来航の衝撃
    第四章 「墨夷膺懲」作戦
    第五章  下田事件の顛末
    第六章  野山獄の松陰
    第七章  幽囚室での教育
    第八章  国家観の確立
    第九章  松下村塾と塾生達
    第十章  草莽崛起
    第十一章 訣別の時
  • 10代のための人間学
    本
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    10代のための人間学

    森信三,寺田一清(編)

    1,430円(税込)

    国民教育の師父森信三師が母親・父親の心得を説いた
    『家庭教育の心得21 母親のための人間学』
    『父親のための人間学』が、発行以来、読者の熱い支持を受けている。

    本書はシリーズ第3弾として、中高生に向けて
    やさしく説かれた生き方指南書である。
    言葉の一つひとつに、
    「二度とない人生を真に充実させて生きていってほしい」
    という、晩年の森師の祈るような思いが込められている。

    「あいさつ」「清掃」「立腰」といった日常の習慣から、
    「責任」「自律」「耐忍」「いのち」などの深遠な人生論まで、
    師がこれだけは子供たちに伝えておきたいという16項目が列挙され、
    人生の土台を築く10代に最重要な学びがここにある。

    若くしてこうした教えをすぐに実感することは稀だろうが、
    触れているだけでもその後の人生にひらきが出てくる。
    ぜひお子さんやお孫さんに贈っていただきたい1冊。

    目次


    1 「人生」というもの
    2 「立志」について
    3 「立腰」への努力
    4  あいさつと返事の重要性
    5  場の清めとしての「清掃」
    6  にんげんにはなぜ勉強が必要か
    7 「友情」について
    8 「責任」はにんげんの軸
    9 「自律」とは自分に打ち克つこと
    10 「正直」は人間の土台
    11 「誠実」とは言・行の一致
    12 思いやりは人間最上の徳
    13 忍耐への秘訣は?
    14 偉人の伝記を読み抜こう
    15 天分――その発揮は人間最上の目標
    16 いのち――この最貴なもの
  • わが経営に刻む言葉
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    わが経営に刻む言葉

    牛尾治朗

    1,430円(税込)

    本誌にリレー連載されているウシオ電機会長の「巻頭の言葉」が
    1冊にまとまった。

    前著『わが人生に刻む30の言葉』から7年。
    激変する政財界において舵を取り続けてきたリーダーからのメッセージである。

    「これは7年の間の経営者の辛さ、迷い、
    そして経営の対処についてのものの見方を咀嚼しながら綴ったものだが、
    これからを担っていく20代から50代の方々に、
    少しでもお役に立てればと考え、本に纏めることにした」

    随所に著者を支えた先達の言葉が抄録される。
    ここに安岡正篤先生を師として学び続けてきた学問を
    いかに活学としてきたかのプロセスが見られる。

    また、巻末にはJFEホールディングス社長(当時)數土文夫氏との
    特別対談も収録される。
    どんな言葉に出会うかがその人の人生を決める。
    半世紀にわたって経営の第一線に立つトップの強さの源泉がここにある。

    目次


    第1章 先達に学ぶ
    第2章 人生を工夫する
    第3章 身を修める
    第4章 経営への視点
  • 安岡正篤先生からの手紙
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    安岡正篤先生からの手紙

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    著者が安岡正篤師に出会ったのは昭和10年。
    年齢は数えで20歳、安岡師は38歳の時だった。
    以来、安岡師が亡くなられるまでの48年間、二人の師弟関係は続いた。

    その間、著者が安岡師より受け取った手紙は実に200余通。
    私信ということもあり、師が弟子だけに見せた姿が浮かび上がる。

    本書は、その貴重な手紙の中から15通を厳選。
    当時の時代背景とともに手紙の内容を解説する。
    安岡師が日本の敗戦を予言したとされる「極秘の手紙」や、
    「終戦の詔勅」の刪修に関するエピソードなども収録。
    加えて、安岡師の流麗な筆跡を伝える手紙や未公開写真も掲載される。

    特に本書では公職追放されていた時代の手紙も公開。
    不遇の時代の書簡には、安岡師の深い憂いと弟子に託した
    特別な思いが濃密に吐露されている。

    師は弟子に何を伝えたのか。
    ここにも安岡正篤人間学の一端が垣間見られる。

    目次


    第1章 安岡正篤先生との出会い
    第2章 太平思想研究所の設立と安岡先生の追放時代
    第3章 有源学院と関西師友協会
    第4章 成人教学研修所の創立
    エピローグ 安岡正篤先生と歩んだ道
  • 父親のための人間学
    本
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    父親のための人間学

    森信三,寺田一清(編)

    1,760円(税込)


    こちらの商品は
    1,430円 → 1,760円 に価格改定を行いました。


    発売以来、早々に増刷となった
    森信三先生の著作『家庭教育の心得21 母親のための人間学』の
    “父親版”が本書である。

    「子どもたちの教育を母親にまったく一任というのは、
    いまや許されない時代でしょう。
    といいましても、父親がこと細かに小言や叱りつけを連発することは、
    これこそ『父親軽視』の種をまくようなものであります」

    そこで父親の役割は
    「家庭のあり方と子どもの育て方の根幹となり、
    その方向を明示」することであると説く。

    そのためにも「一生の見通しと設計」「職場の人間関係」
    「健康管理と立腰」「夫婦のあり方」「子どもの教育」
    「親の老後と自分の老後」といったことが極めてわかりやすく解説される。

    「父親として我が子に残す唯一の遺産は、
    『人間としてその一生をいかに生きたか』」
    だと結論づける森先生の父親人間学入門。

    父親ならずとも、読んでおきたい一書である。

    目次


    1  新たなる人間学を
    2  叡智と実践力
    3  一生の見通しと設計
    4  仕事に賭ける
    5  職場の人間関係
    6  読書と求道
    7  健康管理と立腰
    8  財の保全と蓄財
    9  家づくりの年代
    10 夫婦のあり方
    11 子どもの教育
    12 娘・息子の結婚
    13 親の老後と自分の老後
    14 地位と名声
    15 趣味と教養
    16 異性問題その他
    17 日常生活の智慧と心得
    18 逆境と天命
    19 生死と心願
    20 日本民族の運命と教育
    21 二十一世紀への日本的家庭主義
  • 語り継ぎたい 美しい日本人の物語
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    語り継ぎたい 美しい日本人の物語

    占部賢志

    1,540円(税込)

    本誌好評連載中の「語り継ぎたい美しい日本人の物語」が1冊の本になった。 関連年表や、主要語句への解説が新たに加わるなど内容がさらに充実。 竹中俊裕氏の挿絵が物語に花を添える。 「『稲むらの火』の主人公」「遭難トルコ使節団の救出物語」「樹齢450年の『荘川桜』移植秘話」等、収録された10の物語は、現役の日本史教師である著者が長年調査し、資料を集める中で浮かび上がってきたもの。 有名無名を問わず、かつてこの日本に生きた人々の美しくも気高い生き様は、読む者の心に静かな感動を呼び起こし、日本人としての勇気と誇りを与えてくれる。 「私たちの国にはこんなに素晴らしい人たちがいた」と、著者の教え子たちが心を動かし目を輝かせたというのも頷ける。 教科書では得られない歴史上の感動実話が集約された本書は、親子で日本の素晴らしさを学ぶ最良のテキストとしておすすめ。
  • 論語活学
    本 残りわずか
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    論語活学

    渡部昇一

    1,870円(税込)

    英語学の泰斗であり、言論界の重鎮がおくる『論語』。

    本書では、著者のライフヒストリーの骨格をなしてきた
    とっておきの80章を厳選。
    折々のエピソードを交えながら、テンポの良い解説が続く。

    日本資本主義の父・渋沢栄一にして
    「『論語』があれば、宗教も何もいらない」と言わしめ、
    著者自身も
    「『論語』を読んでも『青臭いことを言っているな』というところがまったくない」
    という内容は、寸言の中に深い含蓄がある。

    80章の章句は「学問は人生を照らす」「人間を正しく導くもの」
    「リーダーたるものの心得」「自分を育てる道」
    「いかにして人を育てるか」「処世の智恵を学ぶ」
    「君子となるか、小人となるか」「生き方の指針を定める」と
    テーマごとに分けられ読みやすい。

    読む年齢によって感銘を受ける箇所が変わる万華鏡のような『論語』。
    本書は80歳(当時)を迎える著者の記念碑的1冊である。


    第1章 学問は人生を照らす
    第2章 人間を正しく導くもの
    第3章 リーダーたるものの心得
    第4章 自分を育てる道
    第5章 いかにして人を育てるか
    第6章 処世の智恵を学ぶ
    第7章 君子となるか小人となるか
    第8章 生き方の指針を定める

  • 国民の見識
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    国民の見識

    渡部昇一

    1,650円(税込)

    公式ファンクラブ「昇一塾」にて、
    毎週金曜日に配信されるニュースレターが一冊にまとまった。

    このニュースレターは、時事問題についてのコメントであるため、
    一過性の話題が多いが、その中でもいまこそ再読すべきテーマ、
    また時間がたっても意義を失うことのないものを31項目厳選、
    加筆・再構成がなされた。

    通読することで、著者の「物の見方」を理解することもでき、
    「流行」のコメントの中に「不易」の価値を見出すことができる。

    特に第一章の「政治の分岐点を迎えて」では、
    政権交代以降の民主党や自民党に鋭いメスが入れられる。

    その他、「備えなき国家の危機」
    「経済と道徳を両立させる道」
    「歴史を改悪してはならない」
    「報道の向こう側にあるもの」など、
    我々を取り巻く社会問題が広く扱われる。

    流動する現代において真の見識を養うために
    読んでおきたい話題の書である。

    目次


    Ⅰ 政治の分岐点を迎えて
    Ⅱ 備えなき国家の危機
    Ⅲ 経済と道徳を両立させる道
    Ⅳ 歴史を改悪してはならない
    Ⅴ 報道を向こう側にあるもの
  • 心に響く小さな5つの物語
    本                 
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    心に響く小さな5つの物語

    藤尾秀昭・文/片岡鶴太郎・画

    1,047円(税込)

    多くの方々に愛読されている「小さな人生論」シリーズから、
    反響の大きい5編を厳選した読者待望の1冊が誕生した。

    ある少年と小学校担任教師との感動エピソードが
    ネット上でも話題となった「縁を生かす」や、
    イチローの原点ともいえる小学生時代の作文が紹介された
    「夢を実現する」など、いずれも少年少女が主役となっている実話。

    与えられた時間、場、環境を生かし、
    どのように人生を切り開いていくか。
    感動の物語には人間学のエッセンスが凝縮され、
    読むほどに前向きに生きる勇気と英知が湧いてくる。

    物語に感動した俳優の片岡鶴太郎氏による
    美しい挿絵が添えられ、活字も大きく大変読みやすい。

    あらゆる年代にお薦めの本書は、
    特に子どもたちが「人生論」に親しむのに
    最高の入門書といえよう。

    不安な現代社会、心が洗われる宝物のような本書を
    ぜひ手元に置いていただきたい。


    推薦者からのコメント

    千房社長 中井政嗣氏
    千房社長 中井政嗣氏
    私一人が「感動した!」というだけでは勿体ない。多くの人達に読んでもらいたい。
    講演などでも必ず引用させていただき、参加者の共感を呼んでいます。

    目次


    第一話 夢を実現する
    第二話 喜怒哀楽の人間学
    第三話 人の心に光を灯す
    第四話 人生のテーマ
    第五話 縁を生かす
  • 家庭教育の心得21
    本
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    家庭教育の心得21

    森信三,寺田一清(編)

    1,430円(税込)

    青少年による深刻な犯罪が後を絶たない昨今、
    人間の根を養う家庭教育の重要性が改めて見直されている。

    いまから30年ほど前、「国民教育の師父」森信三師による
    家庭教育についての講演録が作成され、口コミで広まり続けた。
    20万もの家庭を変えた知る人ぞ知る「家庭教育のバイブル」。
    本書はこの復刻版である。

    わが子の育て方や躾の仕方のポイントを21項目に絞って解説。
    特筆すべきは、その教えが人間教育の本質に関する
    原理原則から、
    具体的な実践方法にまで及んでいる点である。

    例えば「子供の前では夫婦喧嘩はしない」
    「テレビは必ず応接間に置くこと」
    「小学校1、2年生では国語の教科書を毎日必ず朗読すること」等々。

    迷い多き親たちの手引書となり、
    ひいては日本の家庭教育再建の一助となってほしい。

    森師の願いが伝わってくる本書は、
    現代の私たちに希望の光をもたらす1冊である。

    目次


    1 子どもの躾は母親の全責任!!
    2 親の言うことをよく聞く子にする秘訣
    3 父親を軽んじてはわが子の「人間教育」はできない!!
    4 父親はわが子を一生のうちに三度だけ叱れ
    5 子どもの前では絶対に「夫婦喧嘩」をするな!!
    6 夫婦は一日に一度は二人だけで話す機会を
    7 わが子をどういう人間に育てたいのか
    8 立腰は根性を入れる極秘伝
    9 女子の教育は「家事」を手伝わせるのが秘訣
    10 わが子を丈夫な子にする秘訣
    11 兄弟喧嘩は神がめじ巻きをした変態的スポーツ
    12 わが子を勉強好きにする秘訣
    13 時には飢餓感を体験させよ!!
    14 金のシマリは人間のシマリ
    15 一事を通してその最大活用法を会得させよ
    16 九つほめて一つ叱れ
    17 詩歌の暗誦
    18 子どもや若者は社内で必ず立つように躾けよ!!
    19 テレビ対策は根本的に確立すべし
    20 真の愛情は、母親の「人間革命」によって
    21 母親は家庭の太陽である
  • 安岡教学の淵源
    本
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    安岡教学の淵源

    荒井桂

    2,200円(税込)

    著者は財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館の所長。
    安岡正篤師が心血を注いで創設し、
    生涯の誇りとされた日本農士学校の跡地において、
    安岡教学を次世代に伝えるべく活動を続けている。

    「世代を超え、時勢の変化を貫いて
    説得力を持ち続ける安岡教学の普遍・不易なるゆえんは、
    どこにあるのか。
    本稿は、その由って来たる所、
    その基盤となった古典や歴史の教えを尋ね、
    いわば淵源にまで遡って、
    安岡教学に学ばれようとする人びとの参考に
    供する解説を心がけてきた」

    こう語る著者が本書にかける真摯な姿勢には
    「古人の跡をもとめず、古人のもとめたる所をもとめる」
    という安岡教学を学ぶうえでの基本が貫かれている。

    各章ごとに道元禅師、山鹿素行、熊澤蕃山、佐藤一齋など、
    安岡師が参学した先哲・先賢が、
    親切な解説とともによみがえる。

    安岡教学をもとめる諸氏には最適の副読本となりえるだろう。

    目次


    (一)はじめに
    (二)「帝範・臣軌」の古典を重視
    (三)簡明が蔵する無限の味わいを尊ぶ
    (四)外来文化の受容と変容の伝統に立脚
    (五)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 道元禅師(上)
    (六)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 道元禅師(中)
    (七)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 道元禅師(下)
    (八)「和魂漢才」の先哲・先賢 その二 山鹿素行(上)
    (九)「和魂漢才」の先哲・先賢 その二 山鹿素行(中)
    (十)「和魂漢才」の先哲・先賢 その二 山鹿素行(下)
    (十一)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 熊澤蕃山(上)
    (十二)「和魂漢才」の先哲・先賢 その一 熊澤蕃山(下)
    (十三)「和魂漢才」の系譜の集大成 その四 佐藤一齋(上)
    (十四)「和魂漢才」の系譜の集大成 その四 佐藤一齋(中)
    (十五)「和魂漢才」の系譜の集大成 その四 佐藤一齋(下)
  • 女性のための「修身教授録」
    本
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    女性のための「修身教授録」

    森信三

    1,760円(税込)

    20年以上のロングセラー『修身教授録』。
    国民教育の師父・森信三先生の
    師範学校の授業が再現された不朽の名著は、
    多くの方の座右の書となっている。

    姉妹本となる本書は、女子師範学校での授業を収録。
    前作同様、人生の真理を深くとらえた森先生の授業テーマは、
    「返事」「苦労と人間」「結婚生活の厳しさ」
    「大自然の営み」「お金の貸借」「最後の問題」等、
    多岐にわたる。

    日常生活の基本から人生哲学まで、
    どれをとっても一生の支えとなる教えばかりである。

    さらに今回は、女性がその良さを真に発揮できるよう、
    「女性の運命」「女の子の育て方」
    「女性の強さ」等のテーマもある。

    森先生ならではの鋭く、かつ深い視点には、
    目から鱗の連続である。

    生徒の筆記録がもとになっているため、
    授業を受けているかのように、ぐんぐんと引き込まれていく。
    後世に残したい本物の名著が、新たに1冊誕生したといえる。

    目次


    1 新年のあいさつ
    2 稚心を去る
    3 着手点
    4 言葉について
    5 歩行
    6 修養の「場」としての家
    7 親を思う心
    8 返事
    9 姉妹に対して




    30 敬意の念
    31 お金の貸借
    32 一つの美談
    33 苦労と人間
    34 心の清らかさ
    35 報いを求めぬ心
    36 母は絶対なり
    37 最後の問題
  • 小さな人生論4
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    小さな人生論4

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    「小さな人生論」シリーズは、
    月刊『致知』の特集総リード(特集の趣旨を概括した一文)を
    編集し、1冊にまとめたもの。
    『致知』のエッセンスが凝縮され、
    人生の普遍の真理にあふれている。

    毎月の『致知』で一つひとつの文章を
    じっくり味わうのもよいが、まとまった書籍で読むと、
    言葉のエネルギーがさらに強まり、
    心身に染みてくるような感動を得られる。

    これまでの3作も多くの読者に支持され、
    大学入試に採用されるなど、反響を呼んできた。

    今回の第四作では、26篇を、
    「いのちを輝かす」「心を導くもの」「自分を創る道」
    「生き方の指針」「人間このすばらしきもの」
    「人生をひらく」の6つの章に分類。

    まえがきを寄せてくださった渡部昇一氏が、
    「珠玉の心学講義」と評しておられるように、
    1篇読むごとに、自分を磨き人生を発展させる要諦を得られる。

    座右の1冊におすすめしたい。

    目次


    第一章 いのちを輝かす
    第二章 心を導くもの
    第三章 自分を創る道
    第四章 生き方の指針
    第五章 人間このすばらしきもの
    第六章 人生をひらく
  • 「孝経」人生をひらく心得
    本
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    「孝経」人生をひらく心得

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    親子間でも悲しい事件が頻発する昨今、
    国の未来に一抹の不安がよぎる。
    戦後60余年の間に、縦の繋がりを大切にする「孝」の精神が
    日本人の中から薄らいでしまったことに、
    その一因を見出せる。

    歴史を紐解くと、「孝」の精神は『論語』でも重きをなし、
    普遍的な価値を有してきた。
    その「孝」を主題とした中国古典『孝経』は、
    孔子と門弟曾子の問答を記した書といわれる。

    本書は、平安時代から長きにわたり
    日本人に読まれてきた『孝経』全18章を、
    安岡正篤師の高弟である著者が、
    懇切丁寧に様々なエピソードを交えながら語った
    講演をまとめたもの。
    巻末には素読に活用できる『孝経』全文も掲載している。

    親孝行の大切さのみならず、
    組織や国を発展させる智恵が詰まった『孝経』の教えこそ、
    縦軸が切れ、拠り所をなくしている現代人に必要なものといえる。

    あるべき「孝」の精神を再び世に問う、貴重な1冊である。

    目次


    第一講 忘れられてしまった「孝」の精神
    第二講 立場に応じた「孝」のあり方
    第三講 「孝道」によって国を治める
    第四講 世の中の乱れは親不孝から始まる
    第五講 親が死しても続く孝の道
    第六講 『論語』の中の「孝」を読む
  • 人生の歩き方
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    人生の歩き方

    塩沼亮潤

    1,540円(税込)

    48キロもの山道を一日16時間かけて年間4か月、
    9年がかりで歩き続ける荒行。
    大峯千日回峰行は1300年という長い歴史のなかで、
    著者を含めていまだ2人の満行者しか出ていない。

    その厳しい行の模様が書かれた前作『人生生涯小僧のこころ』は
    着々と版を重ね、6万部を超えるベストセラーになっている。

    今回は、山の行を終えた著者が、
    そこでの多くの気づきを里で生かすために
    「人生の歩き方」をテーマに書き下ろしたものである。

    「どんなときでも謙虚で素直な心をもち、
    “正しく生きる”という姿勢で、一歩前に踏み出し、
    人生を歩み続けていると必ず道は開けます」
    行者が山で培い、里で鍛え上げた生き方の智恵からは、
    学ぶべきものが多い。

    前作よりも、より実践的となった本書は、
    いま苦しみの中にいる人にこそ読んでいただきたい内容。
    必ずや心に潤いが得られるはずである。

    目次


    第一章 行に向かう心  
    第二章 心を高めて歩む
    第三章 強くしなやかに
    第四章 まっすぐな心 
    第五章 すべて自分しだい
    第六章 信じて生きていく
  • 小さな経営論
    本
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    小さな経営論

    藤尾秀昭

    1,100円(税込)

    会社に経営という概念があるように、
    人生にも経営という言葉が当てはまる。
    自分の人生は自分がオーナーであり、
    誰も代わってはくれない。

    では、人生を正しく経営するためにどうすればいいのか。

    弊社社長・藤尾秀昭の講演をもとにした本書には、
    その答えとなる指針が、「人生発展の法則」
    「人間という奇蹟を生きる」「人間を高める6つの行」
    「人生経営の要諦」の4つのくくりの中に凝縮されている。

    奇蹟的に授かった生命を全うすべく、私たちは自分をつくり、
    自分の人生を経営しなければならない。

    一人でも多くの方に実りある人生を築き上げていってほしい――
    著者の祈るような思いが、読む者の魂をも揺さぶる。

    常に手元に置き、何度でも紐解きたくなる1冊。

    目次


    第一章 人生発展の法則
    第二章 人間という奇蹟を生きる
    第三章 人間を高める六つの行
    第四章 人生経営の要諦―誠を貫いて生きる
  • 渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道
    本
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    渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道

    渡部昇一

    1,650円(税込)

    「道徳ある経済」をいかに立て直すか。
    昨今のモラルを失した企業の不祥事をみると、喫緊の課題といえる。
    利益を得ることは資本主義社会にあって歓迎されることだが、問題はその方法にある。
    明治の混乱期に500以上もの会社の起業、経営に関わった実業家・渋沢栄一が訴えたのは『論語』の教えに基づく正しい商いであった。
    本書では渋沢の講演録『論語と算盤』を下地に、様々なエピソードを交えながら、現代の私たちが参考とすべき要点が分かりやすく解説されている。
    100年に一度の経済不況といわれるいま、改めて注目されている渋沢哲学。
    その真髄に素直に耳を傾けることで、真の企業繁栄へのヒントが得られる。

    <目次>
    第1章 『論語』が教える人生訓
    第2章 一生の志を立てる
    第3章 正しい判断力を身につける
    第4章 正しい富の使い方
    第5章 本質を見る目を養う
    第6章 いかにして自分を磨くか
    第7章 競争社会に欠かせない温かな絆
    第8章 モラルなき金儲けは必ず失敗する
    第9章 今、必要とされる教育とは何か
    第10章 人生の喜びは成功の先にある
  • 「易経」一日一言
    本
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    「易経」一日一言

    竹村亞希子(編)

    1,257円(税込)

    東洋の古典の中で最も古く、四書五経の一つである『易経』。
    著者は、東洋思想の原点である
    『易経』の魅力に取り付かれて37年になる。

    本書では、変化の早い現代に生きるうえでも役立つ箴言の数々を、
    366に絞って紹介する。

    例えば、
    「易は窮まれば変ず。変ずれば通ず。通ずれば久し」。
    「通ず」とは成長を意味し、新たな変化なくして
    成長発展はないとする。
    『易経』が何より尊ぶ変化を恐れない心を説いているものである。
    また「天地の道は、恒久にして已まざるなり」とあり、
    いかに時代が変わろうとも、
    人間の生き方の根本には不変のものがあると示唆する。

    5000年もの歳月を経て読み継がれてきた『易経』には、
    人生に生かせる智恵が溢れている。
  • 自分を育てるのは自分
    本
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    自分を育てるのは自分

    東井義雄

    1,320円(税込)

    「自分は自分の主人公 世界でただひとりの自分を創っていく責任者」

    これは、“教育界の国宝”と称えられた
    伝説の教師・東井義雄先生の遺した言葉。

    東井先生は、子どもたちに素晴らしい人生を送ってほしい、
    自分で自分の人生を粗末にするような
    バカな生き方をしてほしくない、
    という祈りのような願いを持ち続けていた。

    本書は、東井先生が子どもたちに向けて話した講演を、
    その息遣いを大切にしながらまとめたもの。

    慈悲深く、やさしく語る言葉の中に、
    人生の真理や人間の生き方の根源が込められている。

    本書を読むと、心掛けが変わり、
    その後の人生が変わってくる。
    青少年児童はもちろんのこと、大人が読んでも心に深く響く。

    目次


    私を私に育てる責任者は私
     はじめに
     人間らしい美しい力 
     五千通りの可能性の中から
     私も世界でただ一人の私
     世界一のびりっ子
     やるぞ! という可能性を育てるためには
     自分の歳を三で割ってみる
     「たい」の奴隷
     汚れなかった点数
     煙草をことわった最後の日、他
    バカにはなるまい 
     はじめに
     もえさし
     もえさしが気付かせてもらった
     もえさしの生き方
     あんないい子が
     無神論
     頼まんのに働きづめに働いている
     一人ひとり願われている
     死にたいと思った時
     眠れない時、他
  • WEB版小さな人生論ノート
    本
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    WEB版小さな人生論ノート

    藤尾秀昭

    1,047円(税込)

    本書は、弊社が配信しているメールマガジン
    「人間力・仕事力が確実にアップする致知出版社メルマガ」に
    弊社社長が、月2回寄稿してきたものである。

    「成功のコツ」「天真を発揮して生きよ」
    「孔子・釈迦・キリストの三者会談」
    「絶対不変の真理はあるか」など、
    読みやすいタッチの文章の中に
    人生をいかに生きるかの答えがちりばめられている。

    創刊から30年、
    「いつの時代にも、仕事にも人生にも
    真剣に取り組んでいる人たちの心の糧となる雑誌」
    を理念に創られてきた本誌の人間学の精髄が
    凝縮した1冊である。

    同著者の人気シリーズ『小さな人生論』とは
    また違った味わいのある本書。
    人生と向き合うきっかけにしていただきたい。

    目次


    1 一日一言
    2 母
    3 成功のコツ
    4 佐藤一斎一日一言
    5 旅人の話
    6 『小さな人生論』について
    7 『獄中の人間学』が教えるもの
    8 天真を発揮して生きよ ―森信三先生のメッセージ
    9 致知創刊29周年 ―コレは良い広告だ!
    10 本実の学とは ―中江藤樹先生の言葉
    11 一生懸命仕事をしても成果をあげられる人・あげられない人
    12 孔子・釈迦・キリストの三者会談
    13 「四学」と「長たる者の人間学」
    14 一道30年 心に響いてくる言葉
    15 年初に思う
    16 タビオ 越智会長からの手紙
    17 歴史創新
    18 人生の四季を生きる
    19 忘れ得ぬ人
    20 絶対不変の真理はあるか
    21 赤い自転車に乗って
    22 浦島太郎 その1
    23 浦島太郎 その2
  • 「成功」と「失敗」の法則
    本
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    「成功」と「失敗」の法則

    稲盛和夫

    1,100円(税込)

    成功する人間と失敗する人間の違いはどこにあるのか。
    それは、「素晴らしい人生を送るための原理原則」に
    のっとっているか否かにある。

    著者の稲盛氏は、27歳で京セラを創業、
    52歳で第二電電(現KDDI)を起業し、
    両社あわせて約5兆円の企業へと躍進させた。
    数々の試練に遭いながらも、
    それを成長するための絶好の機会ととらえ、
    誠を尽くし、ひたむきに誰にも負けない努力を続けてきたのである。

    「人生における『真の成功』とは、
    この世に生まれたときより、
    少しでも美しく善い人間となれるよう、
    その魂を高め、浄め、磨き上げていくことにあると、私は信じている」

    稲盛哲学のエッセンスが詰まった本書は、
    人生のバイブルとなる1冊。

    著者リンク:【稲盛和夫 OFFICIAL SITE】

    目次


    第一章  人生の目的
     試練を通じて人は成長する
     心が決める地獄・極楽
     なぜ哲学が必要なのか
     今日よりよき明日のために
    第二章  思いの力
     善き思いをベースとして生きる
     動機善なりや、私心なかりしか
     幸福は心のレベルで決まる
     人生とは心の反映である
    第三章  自らを慎む
     才能を私物化してはならない
     誠を尽くし、誰にも負けない努力を続ける
     豊かさとは「足るを知る」こと
     反省ある日々を送る
    第四章  道をひらくもの
     働くことの大切さ
     ひたむきに打ち込む
     人間としての正しい生き方
     徳に基づき、組織を治める
     「知恵の蔵」をひらく
  • 己を修め人を治める道
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    己を修め人を治める道

    伊與田覺

    1,980円(税込)

    中国古典「四書五経」の一つである『大学』は、
    古来、優れた人物になるための必読書であり、
    「大人」になるための心得が説かれている。

    本書は、その『大学』について解説した講話録。
    安岡正篤師の高弟にして、80余年も古典を学び続けた著者の
    言葉によって、古の教えが身近に感じられるようになる。

    「『大学』の内容は、自己自身をますます修めていくとともに、
    他にも良い影響を及ぼすことができるように
    学んでいくことであって、いわゆる『修己治人の学』を
    大学というのです」

    『致知』は『大学』にある「格物致知」に由来しているので、
    読者の皆さまにもぜひ読んでいただきたい1冊。
    また、全文掲載された『大学』の読み下し文は、
    素読に活用できる。

    目次


    第一講 人間の本を養う――『大学』を学ぶ意義
     本を読むとは自分の意見を持つこと
     人間学と時務学 
     大学とは「修己治人の学」
     天地を結ぶ「天」というもの
     孔子の生涯 
     人生百歳時代の生き方
     素読のすすめ
    第二講 大人の学ーー『大学』三綱領の意味するもの
     孔子の教えをひたすら実践した曾子
     中江藤樹や二宮尊徳を感奮させた『大学』
     明徳を曇らせる我・私
     道徳と経済は一致する
     天から直接学んでいた松下幸之助
    第三講 知行合一ーー自己を正すための八条目
     仁とは「二人の間に通じる心」
     「知る」と「行う」は一つ
     心の内は感情となって外に現れる
     実践の段階をしめす八条目
     教育勅語に込められた『大学』の教え
    第四講 「親しむ」ことからすべてが生じる
     古典を引用して根拠を示す
     維新と革命
     「親」から「新」が生まれる
     「親しむ」という心情が本になる
     人としてわきまえるべき基準を学ぶ
    第五講 「良知」という鏡で心を照らす
     一度会うと忘れられない人
     「慎独」は立派な人間になる基本となる
     人間の四耐
     立派な人を見て我が行いを顧みる
     見えない心を見る良心という鏡
    第六講 徳は本なり、財は末なり
     「徳」と「財」の意味するところ
     一隅を照らす
     人の上に立つべき人物の条件
     物を得る大道にある二原則
     利の本は義にある
  • よい子を育てるお母さんの法則
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    よい子を育てるお母さんの法則

    針間幹子

    1,430円(税込)

    助産師として1万3千人の赤ちゃんの誕生を見守ってきた著者。
    その願いは、子どもに「元気で賢くこころ優しい子」に育ってほしいというもの。
    その願いを叶えるため、母親が真の母親になるための「母親学級」を設立。

    本書にはそのノウハウが凝縮されている。
    人は環境で育つ。
    赤ちゃんの環境の中心は母親である。
    そのため、正しい育児方法や、母親の健全な人格が重要となってくる。
    また、姑との人間関係も赤ちゃんには影響する。
    よって本書ではその関係をより良いものへと導く方法にも触れられている。

    本書はこれから母親になる女性や、育児に悩みを抱える母親の味方となってくれる。
    さらに、円満な人間関係を築く方法も学べる一冊である。
  • かくて教育は甦った
    本 残りわずか
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    かくて教育は甦った

    門川大作

    1,540円(税込)

    京都市は市民と一体となって教育改革を推進しており、
    一つのモデル都市として全国の注目を集めている。
    そのテーマは、京都の教育界が重視してきた理念である
    「一人ひとりの子どもを徹底的に大切にする」こと。
    確固たる信念のもとに、この教育改革の中核を
    担っているのは前・京都市教育長(現・京都市長)の著者である。

    本書は、教育問題に真摯に取り組み各界で活躍する
    8人の対談者が、著者とともに現代教育の抱えている
    様々な課題に迫る。
    京都市の教育改革の足跡から、
    道徳教育の重要性やスポーツが果たす役割、
    そして命の尊さまで、その内容は多岐にわたる。

    教育の持つ可能性を改めて再確認し、
    日本の将来を考えることができる。

    目次


    第一部 《京都発》 教育再生への挑戦
     教育再生は地域ぐるみで
     「ゾウさん」と「かくれんぼ」から学ぶ
    第二部 「学校を開く」 さまざまな取り組み
     なぜいま道徳なのか
     スポーツを通して子どもたちを育む
    第三部 学びの力を取り戻すために
     教師の指導力をいかに育てるか
     すべては命の尊さの上に成り立っている
     人間力・教育力の復元を目指して
     環境問題から考える教育のあり方
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    すごい仕事力

    朝倉千恵子

    1,540円(税込)

    社員研修会社で伝説のトップセールスを記録し、
    独立した現在は年間5000人の社員教育を行っている著者。
    しかし、自身の営業マンとしてのスタートは、
    35歳、中途採用、未経験というものだった。

    葛藤を繰り返しながらも、とにかく全力で
    仕事にぶつかり続けた。
    そうするうちに、プロの仕事人としての心得をつかみ、
    成果を上げる。

    本書は、著者の実体験を具体的に示しながら、
    仕事観・人生観のエッセンスを凝縮したもの。

    「やらない後悔よりやった経験」「向き不向きより前向き」
    「人生は選択の連続」等、
    本音の言葉に、グッと引き込まれていく。

    新年度、心機一転して仕事を進めるには最適の1冊。
    付録「強運をつかむ31の言葉」は、切り取って携帯できる。

    目次


    第一章  「自分ブランド」に磨きをかける
    第二章  仕事人の道を極める
    第三章  上に立つ人の心得
    第四章  プロへの道 ― 「私」と「部下」の物語
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